LiveATCを利用すると、全国どこにいてもスマホで簡単に航空無線エアバンドを無料で聴くことができます!
スマホでエアバンドが聴けたらいいなと思ったことはありませんか?
現在のところ、羽田空港、成田空港、伊丹空港、那覇空港、嘉手納基地など限定で聴ける方法を見つけました。
今回は、手持ちのスマホでいつでもどこでも受信機なしでエアバンドを聴く方法を紹介します。
もくじ
LiveATCというサイト
・LiveATCというサイトは、全世界の主要な空港の航空無線(エアバンド)をネット上で聴くことができる便利なサイトです。
海外サイトなので基本的にはアメリカやヨーロッパの空港が多いのですが、日本も羽田や成田・伊丹空港といった主要空港のエアバンドが公開されているので聴くことができます。
一般的にエアバンドを始めるには、受信機やアンテナなどを準備する必要がありますが、LiveATCなら必要なものはネットに接続されているPCやスマホのみという手軽さです。
LiveATCの特長と楽しみ方
・ネットにつながっていれば、世界中どこにいてもエアバンドが聴けるというのはまるで夢のような話です。
今までのエアバンドの常識(空港の近くでしか聴けない)という考えが崩れたことで、楽しみが無限に広がりました。
LiveATCの特徴と活用方法についてまとめると。
特徴:どこでも安定したクリアな受信
・通常なら羽田空港のエアバンドが聴きたければ、羽田の周囲15km程度の圏内にいなければクリアに受信できませんが、LiveATCなら北海道だろうが九州にいようが問題なく羽田空港の航空無線を聴くことができます。
距離という概念がなくなりました。
最強の組み合わせ:FlightRadar24
・航空ファンなら誰もが知っている『FlightRadar24』という航空機の位置をリアルタイムで調べることができるアプリ。
このFlightRadar24とLiveATCを組み合わせることで、レーダー画面+音声というまるで管制官のような気分を楽しむことができます。
屋外ならスマホの画面で楽しむもよし。自宅ならPCで大画面に映しながら管制官の気分を味わうことができます。
ゲームなどシュミレーションの世界ではなく、現実の航空機がリアルタイムで動くという臨場感は一度味わうとやめれません。
機内Wifiを利用して飛行中の機内で聴く
・これはかなりマニアックな遊びですが…JALやANAといった大手エアラインの飛行機には機内Wifiが搭載され、無料でネット接続ができます。
この衛星回線を利用した無料ネット接続・・・ネット。
そうです!飛行中の機内からネット接続できるということは、自分が乗っている飛行機の中でエアバンドを聴くことができるのです。
LiveATCが公開している日本の空港は8つ(後ほど詳しく紹介します)だけですが、もし目的地が羽田や成田空港などでしたら、着陸前の自機の様子を知ることができます。
エアバンドレシーバーを機内に持ち込んでも、全体が金属で覆われている機内では予想外に聴けないもの。これからはLiveATCも候補の一つとしておすすめです。
管理人が試しに機内Wifiで確認してみましたが、LiveATC、FlightRadar24ともに問題なくスマホで接続できました。
スマホで聴く方法は2つ
・LiveATCを楽しむ方法は2つあります。①:PCやスマホで聴くならネットを見るブラウザを使う方法。②:スマホに特化した操作性を重視するなら専用アプリを購入するという方法があります。
ブラウザで聴く(PC・スマホ 共通)
・インターネットを閲覧するブラウザを利用するなら無料でLiveATCを楽しむことができます。
ブラウザから直接下記のリンクにアクセスしましょう。
LiveATC.com
(羽田:RJTT、成田:RJAA、伊丹:RJOO、那覇:ROAH、嘉手納:RODN)
(タワー:Trw、グランド:Gnd、クリアランス:Del、アプローチ:App、ディパーチャー:Dep、カンパニー無線:Company、自動気象通報:ATIS)
スマホ専用アプリで聴く(iPhone・Android)
・LiveATC専用アプリならスマホに特化した操作性ができるので便利。ブラウザで聴くのが面倒になった場合は、専用アプリを検討するのもいいかもしれません。
LiveATCで聴ける国内空港のリンク
・現在、LiveATCが対応している国内の空港は下記のとおりです。
LiveATCのエアバンド略語
- タワー:Twr(航空機の離着陸を管制)
- グランド:Gnd(地上の航空機を誘導)
- クリアランス:Del(出発許可)
- ディパーチャー:Dep(離陸後~航空路まで誘導)
- コントロール:Control(航空路の管制)
- アプローチ:App(到着経路~着陸滑走路付近まで誘導)
- 自動気象通報:ATIS(空港周辺の気象状況)
- カンパニー:Company(航空会社連絡用無線)
航空無線の流れについてはこちらもおすすめ
【エアバンド入門 #6】航空無線の流れ(最初はタワーがおすすめ)LiveATCは違法なのか!?
・色々調べた結果、個人的に楽しむ分に問題ないようです。(今後どのように改正されるかは不明です)
航空無線ハンドブック2015:イカロス出版でもLiveATCに関する内容(p89)が紹介されているので違法性はありません。
そして、ここからが大事な内容なので必ず守りましょう。
・通信内容を第三者に漏らしたり、窃用(傍受した情報を無断で利用する行為)は電波法第59条(秘密の保護)に違反します。
・LiveATCの音声情報を YoutubeやSNSなどネット上に公開することは違反となりますので絶対にやめてください。
・受信した内容がスピーカーなど周囲第三者が聴ける状態にすることも違反となりますのでイヤホン等を利用して個人的に楽しみましょう。
不明な点や不安があるという方は、総務省に直接確認してみるのもいいかと思います。
Bluetoothイヤホンを使えば撮影に集中できる!
・飛行機撮影にエアバンドは欠かせない存在ですが、イヤホンの線が邪魔だと悩んでいる人も多いようです。
たしかに、重いカメラにエアバンドのレシーバー、そしてイヤホンと色々装備すると動きにくいというのは確かです。特に冬場はさらに着込むので大変です。
せめてイヤホンの線だけでもどうにかならないのか?
LiveATCを聴いているとき限定ですが、スマホとBluetoothイヤホンを組み合わせることでワイヤレスでエアバンドが楽しむことができます。
飛行機撮影&エアバンドをしている方はわかると思いますが、イヤホンの線がなくなるだけでも結構な革命です。
低予算で煩わしいイヤホンの線から開放、スマホはカバンに入れLiveATCに接続。カメラ以外何も持たなくていいので撮影時もアグレッシブに行動できるようになります。
まとめ:LiveATCがあればエアバンド受信機は不要か?
・LiveATCがエアバンド受信の革命を起こすのか?もうレシーバー(受信機)を買う必要はないのか?
そう問われると、LiveATCはまだまだこれから発展するサイト。現段階では時々聞けなくなったり微妙なタイムラグがあったりします。
特にリアルタイムで聴いている場合など戸惑うときもあります。急な周波数変更や特定の飛行機を追いかける必要がある場合は、エアバンドレシーバーで直接聴くという方法に勝るものはありません。
トータルの信頼性でいえば、まだまだエアバンドレシーバーが必要。しかし、補助的に使用したり初心者がレシーバーを購入する前に試しに聴くという場合にはとても素晴らしいツールとなります。
最後に内容をまとめると
・LiveATCとは:
世界中の航空無線(エアバンド)をスマホやPCで聴くことができるサイト。国内空港は羽田・成田・伊丹・福島・横田基地・那覇・嘉手納・普天間のみ(国内は8空港)
・魅力と楽しみ方:
ネットに接続されていれば世界中どこにいても聴くことができる。たとえそれが空の上であっても!(機内Wifiの活用)
・エアバンド受信機の必要性:
突然のサイトダウンや特定の飛行機を追いかける場合など、まだまだエアバンドレシーバーには勝てない。(補助的な利用)
ネット上で公開されているLiveACTなのにこの記事は「LiveATCの音声情報を YoutubeやSNSなどネット上に公開することは違反」と日本語がおかしいのか、意味を理解していないのか?適当な記事なのか?全くもって意味不明。さらに電波法第59条を語るのなら、文章で「**便が間も無く横田基地に着陸します」も違法なのでこの記事を書かれている方が電波法第59条を理解していないことがわかる。ついでに言うとATSIを受信しているFR24も電波法59条に触れてしまう。なのにこれら全て日本の司法は違法としない。なので問題がないと言うこと。だから日本でアプリで販売できる。意味がわかっていないのに適当な言葉で電波法第59条に関して記載しないでね。アフィリエイターさんw