B767に続く大型双発機の開発、目標は4発エンジンのB747の後継機種。
20世紀の最高傑作機と呼ばれているボーイング B777の開発史が貴重な工場内部写真と共に1冊に凝縮。
BOEING 777 (Guy Norris & Mark Wagnar)
本の目次
- Genesis
- Journey into cyberspace
- Inside the 777
- Digital masterpiece
- The worlds biggest engines
- Flight test
- Dreamlifter
- The future family
- Operational statistics
本の内容は?
通常は立ち入ることが不可能なボーイングの工場内。
著者である(Guy Norris と Mark Wagnar)は、設計・開発・テスト室という最高機密の場所も難なく立ち入り撮影が許される。
国内の書籍ではあまり目にしたことがない B777初号機の組み立て風景、設計段階、テストフライトなどの様子を貴重な写真とマニアックな説明で記述されいて面白い。
主翼の強度テストでは、翼が折れる直前まで曲げられている写真が衝撃的だった。
航空資料館
ブレーキテスト中のB777初号機(WA001)。離陸速度に達した重さ287トンの機体を100%フルブレーキで停止させるとブレーキ付近から出火。写真が印象的だった。
この本のまとめ
読みやすさ(初心者向き)
(5.0)
メカ的な面白さ
(5.0)
写真・図面の豊富さ
(4.0)
値段
(3.0)
入手性
(3.0)
買うべきか
(5.0)
0
この本、90年代にイギリスで購入した本です!懐かしい!本棚から引っ張り出してみます!
私は、2000年くらいに『のりもの倶楽部』で購入しました。たまには懐かしい本も新たな発見があり面白いです。コメントありがとうございます。