20世紀の傑作旅客機 ボーイング B777(トリプルセブン)この飛行機はどのようなコンセプトで設計されたのか?
本書は、ボーイング B777-200の開発史(設計段階・製造・組立て・テスト飛行等)やB777-300の誕生、貴重な内部写真や情報などを凝縮した数少ない資料です。
本の目次
- Genesis
- Journey into cyberspace
- Inside the 777
- Digital masterpiece
- The worlds biggest engines
- Flight test
- Dreamlifter
- The future family
- Operational statistics
本の内容
【飛行機の本 #54 BOEING777】で紹介した本と内容は類似しているが、写真等が一新され B777-300が追加されている。
通常は立ち入ることが不可能なボーイング工場の生産ライン、それも設計・開発・テスト室という最高機密の場所を著者である(Guy Norris と Mark Wagnar)は難なく立ち入り撮影が許される。
国内の書籍ではあまり目にしたことがない B777初号機の組み立て風景、設計段階、テストフライトなどの様子を貴重な写真とマニアックな説明で記述されいて面白い。
#54と#55の本は、著者は同じだがもともとコンセプトが違うので、2冊まとめて購入しても問題ない(重複しない)内容となっています。
航空資料館
ブレーキテスト中のB777初号機(WA001)。離陸速度に達した重さ287トンの機体を、100%フルブレーキで停止させるとブレーキ付近から出火。その時の写真が印象的でした
この本のまとめ
読みやすさ(初心者向き)
(5.0)
メカ的な面白さ
(5.0)
写真・図面の豊富さ
(4.0)
値段
(3.0)
入手性
(3.0)
買うべきか
(5.0)
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