新石垣空港の午前中は静寂な雰囲気に包まれている。出発便や到着便がない離島ならではの静かさだ。風の音だけが空港周辺を包む中、遠くの海側からランディングライトを点灯させ何かが近づいてきた。
しかし、音はまだ何も聞こえない。
やがてジェットサウンドの轟音とともに着陸した機体はソラシドエア B737-800だった。
羽田など大きな空港では、巨大なB777やB787に囲まれ弟分のように小さく見えるB737だが、離島の空港では実に頼もしい顔つきをしている。
こんなにカッコイイ機体だったのか。改めてB737-800を見直した、そんな一日でした。
忙しなく動き回る小さな働き者 ボーイング737は、新石垣空港で少しだけ翼を休め、55分後には再び那覇へと引き返す。
【南ぬ島 新石垣空港】
・撮影場所:沖縄県石垣市白保 1960-104-1 (送迎デッキ)
・機材:ソラシドエア B737-800 JA805X
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