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【もう迷わない】JTA B737-400の座席指定 (2019/5/26 退役 JA8995)

・2019年1月現在、JALグループ/JTA(日本トランスオーシャン航空)のBoeing 737-400がJA8993JA8995の2機運用になったようです。退役時期は2019年5月の予定、ラストフライトはJA8995との情報です。

引退間近のJTA B737-400、航空ファンの間でも乗り納め・撮り納めしようという動きが活発になってます。それぞれが思い出に残るラストフライトにしようと気合が入ってるようですね。

そこで気になるのが航空券予約時の座席指定ではないでしょうか?

一般的には通路・窓側指定で十分でも、飛行機ファンは違いますよね。座席20Aはたしか・・・9Kは窓があったかな・・・

一つ一つの搭乗が大事な思い出ですから座席指定はある意味死活問題(笑)

そこで今回は『JTAのB737-400 おすすめの座席』について、どこに座ったら何が見えてどんな感じで楽しめるのか。いままで実際に搭乗した座席をまとめて紹介します。

B737ファンの皆さんが思い出に残るラストフライトができるよう願っています。

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※2019/2/28 JA8993は引退となりました。現在は1機(JA8995)のみの運用となっています。

※JTAの737-400は、2019/5/26 ”Final 737-400 ツアー”にて25年の歴史に幕を閉じました。ラストフライトの機材は当初の予定通りJA8995でした。

 

JTA B737-400について(就航開始~退役予定まで)

・JTA(日本トランスオーシャン航空)のB737-400は、南西航空 SWAL時代のB737-200 後継機として1994年6月から導入開始され2019年1月現在も活躍中の飛行機です。

B737-200から引き継がれている頑丈でタフなボディー、換装された低燃費のCFM56-3C1エンジン、整備性、操縦性の良さが24年もの長きにわたり運用している理由だろう。

もちろんズバ抜けた安全性の良さはJTAの無事故記録(737-400)が証明している。

全盛期は、中古機(ハパグロイド航空、サベナベルギー航空)も導入。JALからの移籍(JA8991~JA8999)なども含めて最大23機が登録されていた。

しかし、24年間の運航という間にB737シリーズは進化。世界的に現在はB737-800が主流となり、新型機B737MAXも徐々に数が増え始めている。

JTAも2016年からはB737-400の後継機としてB737-800(JA01RK)を導入開始、それに伴いB737-400の退役が進められ、2019年1月現在は残り2機(JA8993、JA8995)のみとなっている。

世界的に見てもB737-400は機齢20年以上の機体がほとんどで最早絶滅危惧種というのが現状。

JTA 737-400のシートマップ

JAL機材シートマップからお借りしました。

・飛行機ファンにとって航空券予約時の最大のストレス(精神的に苦痛・でも楽しい時間)が座席指定ではないでしょうか?

飛行経路によって見え方が違う景色、エンジン音を重視するか、翼の動きを楽しむか、機体特有の乗り心地を堪能するかで、前後左右・座席番号まで指定する必要があります。

航空ファンが座席指定に悩む時間は、短い人で10分といわれていますが長い人では1週間もの間、シートマップを睨みながらチョコチョコ座席位置を移動しているとか(笑)

 

実際に搭乗した座席リスト

座席:1K(右側)

 

 

JTA B737-400 JA8993 Seat:1K

  • 型式:Boeing 737-400
  • 機体番号:JA8993
  • フライト:石垣ー那覇
  • 座席:1K(右側)クラスJ
  • 窓の数:3つ
  • 備考:この座席はB734で唯一、窓が3つ割り当てられているのが特徴。エンジン音は独特のファンサウンドを楽しむことができる。翼の動きを楽しみたい人には限りなく暇な席なので往復便のうちどちらかでアサインするというのもあり。(座席1Kの動画が参考になります)

座席:3A(左側)

 

  • 型式:Boeing 737-400
  • 機体番号:JA8999
  • フライト:石垣ー那覇
  • 座席:3A(左側)クラスJ
  • 窓の数:2つ
  • 備考:独特のCFM56のサウンドは楽しむことができるがいたって普通のクラスJ。離着陸時のエンジン撮影は角度的に難しい(画像は限界に近い構図)。エンジン撮影が目的なら4Aや4Kがいいと思います。

 

座席:7K(右側)

  • 型式:Boeing 737-400
  • 機体番号:JA8524
  • フライト:那覇ー久米島
  • 座席:7K(右側)普通席
  • 窓の数:2つ
  • 備考:写真撮影時にエンジンや翼を構図に含めたいときにおすすめの席。大型機とは違い目の前で唸るエンジンは迫力があります。

 

座席:15A(左側)

  • 型式:Boeing 737-400
  • 機体番号:JA8939
  • フライト:那覇ー石垣
  • 座席:15A(左側)普通席
  • 窓の数:2つ
  • 備考:翼付近の座席は何も見えないというのは大型機の話。B737の場合は小さな翼なので全体を撮影したり、景色と翼を一緒に撮影するといったことも可能。エンジンやフラップの作動音、スポイラーの動きも楽しめる席。

座席:18K(右側)

  • 型式:Boeing 737-400
  • 機体番号:JA8998
  • フライト:那覇ー久米島
  • 座席:18K(右側)普通席
  • 窓の数:1つ
  • 備考:翼のダイナミックな動きを楽しむならこの席。フラップの動きやスポイラーの展開などメカ好きにはおすすめの席。湿度が高い日はエンジンナセルチェインからの渦も撮影できる。(久米島行き 座席18Kの動画、離陸時の5:40頃が参考になります)

 

座席:19K(右側)

  • 型式:Boeing 737-400
  • 機体番号:JA8938
  • フライト:那覇ー石垣
  • 座席:19K(右側)普通席
  • 窓の数:2つ
  • 備考:景色・翼の動き・エンジン音、全てが楽しめるのがこの座席19番。ファンには人気の席のようで予約時には既に埋まっていることがほとんど。(動画のJTA619便 石垣行きシート19Kが参考になります)

 

B737-400の座席19A・19Kが人気の理由。この記事が参考になります。

【滞在2時間】JTAのB737-400が退役目前 石垣便で弾丸ラストフライトすることに☆
http://meteorite.sblo.jp/article/181496623.html
・JTAのB737-400がうすぐ日本の空から消えてしまう・・・ 離島路線の功労機として長く活躍していたB737-...
コレクターチャンネル

 

座席:21A(左側)

  • 型式:Boeing 737-400
  • 機体番号:JA8999
  • フライト:石垣ー那覇
  • 座席:21A(左側)普通席
  • 窓の数:1つ
  • 備考:窓が1つでも配置が良いというのがこの席。景色も楽しめ撮影も難なくできるのが特徴。内側のフラップは角度的に見えない。翼をズームしなくても綺麗に収めることができるのはこのあたりの席まで。※前方の20Aは真横に柱のある2つ窓席、寝るにはちょうどいいが飛行機を楽しむなら可能な限り避けたい。

 

座席:22K(右側)

  • 型式:Boeing 737-400
  • 機体番号:JA8995
  • フライト:石垣ー那覇
  • 座席:22K(右側)普通席
  • 窓の数:2つ
  • 備考:エンジンより外側の翼が撮影できる席。エンジンの排気で真下の景色は若干見にくい。エンジンサウンドはほぼ排気音のみ。

 

座席:24A(左側)

  • 型式:Boeing 737-400
  • 機体番号:JA8999
  • フライト:福岡ー那覇
  • 座席:24A(左側)普通席
  • 窓の数:2つ
  • 備考:この辺りから最後方の席は、B734独特のキビキビしたクイックな動きが楽しめる。特に離着陸時や天候が悪い日は機体の特性を肌で感じられる面白い席。

 

シート配置は変化する場合もあります
座席からの景色は極力最新の情報を提供していますが、重整備や機体の仕様変更により座席位置が微妙に変わる場合もあります。

B737-400の景色を動画で比較(前方席と後方席の違い)

・飛行機は座席位置によって乗り心地が違うということをご存知ですか?

飛行機に酔いやすい人は、重心位置の関係であまり揺れない主翼部分の中央側がおすすめというのは有名な話。

飛行機の特性を知りたいなら最後方(設計のいい飛行機は揺れないらしい…)エンジン音を楽しむなら前方、翼の動きを楽しむなら後方など。

B737-400でも前方と後方では、雰囲気・エンジン音が全く違うことが動画からも伝わるかと思います。

最前方(右側:1K)

後方(右側:18K)

一席移動しても雰囲気は変わります(右側:19K)

 

B737-400退役に関するツイッターの反応

 

まとめ:小さくてもパワフルなB737-400に乗れるのもあとわずか!

・いつも当たり前のように普通に乗れたJTAのB737-400も気づけば残り2機(2019年1月現在)となってしまいました。

現在主流のB737-800は、翼型の変更(翼の大型化)・低燃費のCFM56-7Bエンジン、その他もろもろの改良が施されいい意味でおとなしい飛行機に。

それに対してB737-400(クラシックシリーズ)は、機体サイズに対して少し小さな翼が使われ、エンジンもパワフルなCFM56-3C1を搭載(時代的にはB747-400のCF6-80C2と同時期)でキビキビと飛ぶスポーツカー的な飛行機という表現もあります。

余談ですが、あるパイロットの話では強風でA320が降りれない状況でも、クイックな操縦特性を持つB737-400は難なく着陸できたとか。

そんなB737-400の就航している路線は、現在(関西ー石垣)便を除くとほぼ那覇発着便のみとなっています。

時間に余裕がある人は、激混みする退役間近の3月よりも空席の多い今の時期に乗るのもいいかもしれません。

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