手軽に集められる飛行機ミニチュア模型として人気のエフトイズ 旅客機コレクション。2018年9月24日に販売開始された、1/500シリーズ『世界のエアライン:シンガポール航空』を紹介します。
今回の世界のエアラインは、シンガポール航空の機体を1/500サイズでモデル化。新規金型で製作されたモデルも含め計8機種がラインナップ。
この記事では、スターアライアンス塗装の特別機 B777-300:9V-SYLを紹介します。
シンガポール航空は、A380やA350、B787-10、A330、B777-300ERなど多種多様な機材で国際線を運航。
もくじ
シンガポール航空 B777-300:9V-SYL
・今回のシリーズは塗装の美しさやディテールがポイント。シリーズによって若干のバラツキがあるF-toysだが、今回の世界のエアラインはどのモデルも美しい仕上げとなっている。
サイズも1/500ということで、これまで販売されてきたJAL機やANA機など国内のエアラインと組み合わせても飾れるのも魅力です。
機体のクオリティーはこのような感じです。
機体外観
・スターアライアンス塗装の機体は、これまで発売されてきた旅客機シリーズでは初のモデル化です。中身がわからないブラインドボックス仕様なので当たったときは大興奮しました。
白を基調とした美しいモデルに見とれるばかりです。1/500という小さなサイズですが、アンテナやギアなど小さな突起物も丁寧に再現されています。
基本的には全てスナップ式なので、翼を胴体に挿すだけ。手のひらサイズのハイクオリティー・ミニチュア飛行機が5分で完成します。
・APU排気口や尾翼の細かな部分までしっかり塗装されています。この巨大なアライアンスマークが航空ファンにはたまりません。
・コックピット周りなどのディテールも文句なし!の一言。
・付属の台座に取り付けると離陸や着陸などの演出も可能。
エンジン:ロールスロイス RR Trent 892
・B777-300は、エンジンを3社(プラット アンド ホイットニー、ジェネラル エレクトリック、ロールスロイス)から選択できます。
国内のJALやANAのB777-300には、P&W PW4090が搭載されていますが、シンガポール航空のB773にはRR Trent 892が搭載されています。
ロールスロイスのエンジンは、一般的な2軸式に対して3軸式を採用している。詳細は省くが、特徴としてエンジン機構は複雑になるがそれぞれの軸が効率よく運転できることから、低燃費で騒音が小さいといわれています。
余談だが、ANAのB787にもRR Trent1000が搭載され、今後導入されるJALのA350にもTrent XWBが採用されることで、これまで国内ではP&WやGEがメインだったが今後はRRエンジンも増えてくると思われる。
シンガポール航空の機体スペック
・機体のスペックについてはこちら
全長 | 73.9m | エンジン型式 | RR Trent 892 |
全幅 | 60.9m | エンジン推力 | 41.7t×2基 |
全高 | m | 巡航速度 | マッハ 0.84 |
標準座席数 | 284席 | 航続距離 | 11,000km |
最大離陸重量 | 297.5t | 初飛行 | 1998年 |
世界のエアライン:シンガポール航空について
・2018年9月24日から販売開始された『世界のエアライン・シンガポール航空』、手軽に買えるハイクオリティーモデルとして子供から大人まで多くの航空ファンに愛されている模型です。
ただ、中身は開封するまで何が入っているのかわからない、ブラインドボックス仕様となっています。
商品ラインナップ(全8種)
商品の概要
商品名 | 世界のエアライン:シンガポール航空 |
発売日 | 2018年9月24日(沖縄を除く) |
価格 | 580円(税抜き) |
種類 | 全8種類(ブラインドボックス仕様) |
販売店 | 家電量販店・模型店・専門店など(沖縄を除く) |
シークレットについて
・気になるシークレットは残念ながらありません。個人的には今回紹介したスタアラカラーのB773がシークレットでもよかったように思います。
現在の入手方法
・2018年に発売された世界のエアラインは、一部の店舗では販売している場合もありますが、ほとんどの店舗では在庫がなくなり次第終了となっているようです。
羽田空港だと、国内線第1ビルにあるJALショップ、国際線ターミナル5階にある博品館で販売されていました(2019/5現在)詳しい在庫状況はわかりません。確実に手にしたい場合は通販などもおすすめです。