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JAL旅客機コレクション 4号 BOEING 747-400 開封レビュー【デアゴスティーニ】

JAL旅客機コレクション 4号【付録:1/400 ボーイング 747-400】の開封レビューの紹介。

1990年代に活躍したJAL 『スカイクルーザー』は海外旅行を身近なものにしてくれた大型旅客機です。

今回は、レビュー記事なので画像が多めの内容となっています。

JAL Boeing 747-400 JA8071について

・第4号のモデルとなった機体は、B747ファミリーの最新鋭機として1990年1月に日本航空に導入された新機材【Boeing 747-400 JA8071】です。

B747-400は、これまでのB747シリーズと比べて低燃費(航続距離の延長)と運航コストの低減(パイロット二人乗務)を目指し開発された機体。

アビオニクスと呼ばれる航空電子機器(システム)をアナログからデジタル化したことで、それまで航空機関士が行っていた業務を自動化。また、コックピットの計器もテレビ画面に映し出す方式に変更されたことでよりハイテクを象徴する機体となった。

KLM Boeing 747-400 flight deckhttps://www.flickr.com/photos/mrottler [CC BY-SA 2.0], ウィキメディア・コモンズ経由で

国際線用機材として導入された当時のコンフィギュレーションは405席(ファースト・ビジネス・エコノミーの3クラス)の仕様。

また、ファーストとビジネスクラスには今では当然のように装備されているシートモニターが装備されたことで大きな話題となっていた。(当時の座席モニターは5インチタイプの液晶だった)

12,000kmを超える超長距離をノンストップで飛行できる747-400は、成田=ニューヨーク、成田=ロンドン線に投入された。

当時のJAL(日本航空)は世界最大のB747カスタマーと呼ばれており、導入された747-400の機数は、最終的に国内線用(747-400D)と貨物専用型も合わせて計44機が運用されていた。

 

JAL B747-400D(JA8904) (4395001498)Kentaro Iemoto from Tokyo, Japan [CC BY-SA 2.0], via Wikimedia Commons

JAL旅客機コレクション 4号

第4号はBOEING 747-400特集ということで、付録には1/400 ダイキャスト模型の【B747-400 JA8071】が入っている。

マガジンは全11ページ。第4号の747-400 特集は、機体の概要から始まり各種メカニズム・開発ストーリーが解説されている。航空大百科のコーナーでは、航空機の派生型についての内容で『基本型』と『派生型』の違いについて詳しく紹介されている。

【特集①】航空機 大解剖 BOEING 747-400

・B747-400のスケルトン解析図を見ながら、機体の特徴やテクノロジー・メカニズム・開発ストーリーという順に解説。

【特集②】航空大百科(航空機の派生型)

・B737やA320の基本型と派生型の違いについて紹介。型式番号の後ろに付くERやLRの意味は何なのか。

【特集③】Q&A

・航空機に関するQ&Aのコーナー。

 

 

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【デアゴスティーニ】JAL旅客機 創刊号が凄すぎる 1/400 B787-9付きで¥990

【付録】1/400 ダイキャスト B747-400 JA8071

・JALコレクション 全80巻の中で最大サイズを誇る747-400は、開封前からその重みが手に伝わってくる。

・ブリスターケースには空のイラストが描かれており、そのまま飾っても良いと思うようなクオリティー。

 

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【デアゴスティーニ】JAL旅客機コレクション 過去のバックナンバーリスト

機体外観

・1/400サイズで再現されているB747-400の機体。シリーズ最大の大きさと金属の重みが心地よく手に伝わってくる。

このJALコレクションは、全て統一された縮尺サイズなので、これまで購入したシリーズの機体と並べても違和感なく飾れる。

クオリティーに関しては多少の難はあるが、この価格帯としては十分納得できるレベルとなっている。

翼と胴体の継ぎ目は若干隙間があり荒い印象。塗装に関しては個体差があるようで、この機体は右翼に若干の塗りムラと、水平尾翼の角度にアンバランスがあった。

ノーズからテール

コックピット付近

L1・L2ドア周り

主翼

左翼 ウイングレット

尾翼付近

右側 垂直尾翼

右翼後方


右コックピット周り

エンジン&ギア

エンジン

・気になっている人が多いエンジンとギアのクオリティーについて紹介します。

最大離陸重量 約400トンの機体を宙に浮かす強力なGE製CF6-80C2B1Fエンジンはファンブレードまで細かく丁寧に作りこまれている。また、排気ノズルの色分けも細かく再現されていました。

ランディングギア

・ランディングギアは樹脂性で、ディテールを重視した作りになっていました。タイヤはゴム製。回転はしないので机の上で動かすことはできません。

まとめ:スケルトン解析図が模型を楽しむ最高の友!

・毎号付いてくる機体スケルトン図が最高に気分を高めてくれます。ダイキャスト模型を手にしながら機体内部の仕組みを解析できます。

メカマニアだけでなく、初めて海外旅行した思い出の座席 48Aはこのあたりだったのか!アッパーデッキも良かった!定年前に乗ったファースト2Aは最高だった!など色々楽しい思い出がよみがえる至福のときをすごせるかと思います。

航空整備士を目指す学生にもいい教材だと個人的に思います。胴体のフレームや主翼構造、コックピットからエンジンまでのケーブルをリアルに想像して勉強できるアイテムになるはずです。

飛行機模型は年齢に関係なく、みんな違った楽しみ方があり集め方にもそれぞれのポリシーがあるはず。

JALコレクションは全80機種、あらゆる年齢層に対応した素晴らしい企画だと思う。

ただ一つの難点といえば入手に苦労することだ。欲しいと思う特集号が書店の在庫になかったり、頼みの綱のAmazonにない場合は愕然とする。

定期購読すればいいと人は言う。

しかし、実店舗で見つけたときのワクワク感・買えたという達成感・一人ウイスキーを片手に慎重に開封する緊張感。この一連の流れが同時に起こるから楽しい。

それが私のポリシーなのだ。

 

※ネット通販で手軽に買うことがポリシーという方は、売り切れでも諦めずに定期的に確認することをおススメ。時々、在庫ありになる場合もあるようです。

最新号は【8】MD-90(2019年12月19日 予約受付中)

 

創刊号から現在までバックナンバー情報バックナンバーをリストにまとめ更新しています。興味のある方は参考にしてみてください。

【デアゴスティーニ】JAL旅客機コレクション 過去のバックナンバーリスト
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