ジオラマ人形で「動の美学」を追求する⁉
・モデルプレーンといえばコレクションケースに飾るか、デスクの上に並べて楽しむ方が多いと思いますが、ジオラマ人形を追加するだけで動きが楽しめます。
ここでは、展示状態の飛行機模型に新たな視点で【動き】という命を吹き込んでみました。
航空資料館
コレクション機の展示
【静】
・モデルプレーンを集めだし、機数もそれなりに増えるとどのように展示するかに悩むと思います。それぞれの個性が光る『静の美学』を追求する趣味になってきます。
博物館のように年代別に並べるか、エアラインごとに並べるか『あ~でもない』『こ~でもない』と悩む楽しさがあります。
【動】
・空港ジオラマのように動きを再現したい場合は、GSE(空港内 特殊車両)と呼ばれるトーイングカーやバスなど様々なオブジェを配置したりします。
空港のビルなども販売されています。
【命を吹き込む】
・モデルプレーンに命を吹き込むとはどういうことなのか?
このようなことです。
たった二つの人型モデルを置くだけで、『撮影会を楽しむ航空マニア』という作品に早変わりします。
飛行機撮影会⁉
・航空カメラマンのAさんとBさんを配置を変化させるだけで、見ている人に様々なイメージを与えることができます。
人間は画像からはみ出た部分も脳内で補ってイメージできるそうです。
配置だけで雰囲気が変化
・飛行機マニアのお二人を前輪や主翼下・エンジン付近に配置してみました。たったこれだけで、何に注目しているのか文字にしなくても動きがわかります。
カメラマンが撮影した画像がこちら
・そのまま先ほどの流れから時系列でこの画像を紹介すると、今度はカメラマン目線という新たな印象を与えることができます。
普通に紹介すると、ただ模型の紹介画像で終わってしまいます…
カメラマン二人の動きがあることで、頭は勝手に撮影した画像なんだと都合よく脳内変換してくれます。
最後のこの画像も、この流れで何となく高所から見下ろした雰囲気になります。
今回用意したのはこれだけ
・今回用意したのは、600円前後で販売されている人型の人形です。サイズが1/150とNゲージサイズですが、1/200シリーズの飛行機模型ならあまり違和感なく使用できます。
使用する機体は、A380やA350・B777・B747といった大型機の方がおすすめです。737クラスだとどうしてもスケールの差が顕著に表れる感じです。
航空資料館