カーワックスで大切なモデルプレーンを磨いてみた。
・車のボディー用の艶出しや塗装の保護に使うカーワックス。
これを、モデルプレーンの塗装に使用しても大丈夫なのか。気になったので検証してみたという内容です。
1/200 ANA公式モデルプレーン
・今回実験に用意したのは、「ANA公式 1/200シリーズ B737-700 JA03AN」の飛行機模型。タンポ印刷により美しい仕上がりが特徴の模型。
これまで、ガラスケース内で展示していましたが、経年により汚れや光沢が失われた状態となっていました。
「はたしてカーワックスで艶は復活するのか?」
用意したのは、ごく普通の車用ワックス。一応、ANAカラーは白ベースだったのでワックスも白色ボディー専用をチョイス。
ワックス塗布
・作業前に見えにくい箇所で試し塗りした結果、問題なさそうなので全体に塗布。
モデルプレーンの表面にワックスを塗り込んでいきます。コックピット部分から尾翼に向かって。
胴体上部
主翼
尾翼回り
・長時間のワックス塗布状態は、ボディーにダメージを与えそうだったので、半乾き状態で拭き上げに入りました。
拭き取り
・拭き取りは自動車と同様、ネル布で優しく丁寧に仕上げました。
・1度目の拭き上げで、主翼上面は胴体が映り込むほどの光沢。
仕上げ作業は、光沢を出すような気持ちで丁寧に拭き上げます。
ワックス・コーティングが完了した機体がこちら。
・長年の展示により微妙に光沢が失われたB737-700でしたが、ワックス作業により新品で購入した時の状態に近い仕上がりとなりました。
おまけにボディーのスベスベ感が車の洗車後のようで満足です。
この方法を試す際は、まずはあまり愛着のないモデルプレーンで試すことをおすすめします。また、最初は見えない部分で試してみることが重要です。
今回はたまたま運よく成功した例かもしれません。
模型メーカーによっては塗膜剥がれやダメージを与える可能性もあります。また、長期展示後にどのような状態になるのかは未知数です。
当サイトでは責任は負いません。試す際は自己責任でお願いします。