悩む広帯域受信機選び!初心者でも安心の高評価機種 を2機種を比較紹介します。
エアバンド入門者が最初にぶち当たる壁それがレシーバー選び。色々ある無線機メーカー、そしてラインナップの多さ!う~ん悩みます。
【エアバンド初心者を脱出する10の話】
第3回目は【広帯域受信機を購入してエアバンドを聞こう】についてです。
もくじ
広帯域受信機とは
広帯域受信機というのは、幅広い周波数帯の無線をこれ一台で聞けるということで、別名:ワイドバンド(またはマルチバンド)レシーバーと呼ばれています。
一昔前は民間機専用 VHFエアバンド レシーバー(ユピテル VT-125)なども存在してました。
しかし、今では受信機がカバーする周波数の範囲が広く、航空無線はその一部という感じでエアバンド受信は当然といった扱いになっています。
民間機: 108~137MHz
軍用機: 222~253.8MHz/275~322MHz
電波型式:AM
レシーバー購入時は、スペック表でこの3点を確認しましょう!
日本全国 空港無線周波数リスト
全国空港情報・エアポート一覧 (最新ニュース・METAR天気・無線周波数)など使える情報が満載
テンキーの有無で操作性は天と地の差?
飛行機撮影のおともとして活躍する機会の多い広帯域受信機は、携帯性が重視され最近は薄型の機種が増えてきました。
それで犠牲になったのがテンキーと呼ばれる数字を打込むキーパッドの廃止。
ボタンもシンプルに7つくらいで扱いやすそうですが、実際は面倒くさい場合もあります(個人差はあります)
例えば・・・
※操作説明のため大まかな表現をしています。特定の機種の操作方法ではありません。
テンキーがない機種は、操作のたびに ”ダイヤルぐりぐり” が要求されるが、特定の周波数だけをメインで聞く場合や操作に慣れると、その携帯性の良さからメインレシーバーとして活躍する場合も多い。
DJ-X81 vs IC-R6 高評価の広帯域受信機 2機種を比較
多くの航空ファンが使っていて、Amazonランキングでも上位の高評価機種を比較しました。
どちらも一長一短、すばらしい性能をもっているので購入時の選ぶ基準にしてみてください。
DJ-X81 | IC-R6 | |
メーカー | アルインコ | アイコム |
型番 | DJ-X81 | IC-R6 |
受信周波数範囲 | 0.1~1299.995MHz
(253~960MHzの間で一部受信不可周波数あり) |
0.1~1309.995MHz
(253~960MHzの間で一部受信不可周波数あり) |
電波型式 | AM・FM・WFM | AM・FM・WFM |
エアバンド受信 | 〇 | 〇 |
メモリーチャネル | 1000チャンネル | 1300チャンネル |
テンキー | あり | なし |
アンテナ端子 | SMA型 | SMA型 |
バッテリー | ニッケル水素電池 | ニッケル水素電池 |
使用時間(目安) | 8時間 | 10時間 |
サイズ(mm) | 58X31X96 | 58X30X86 |
重量(グラム) | 210グラム | 200グラム |
付属品 | ニッケル水素バッテリー・充電器・アンテナ・ベルトクリップ | ニッケル水素バッテリー・ACアダプタ・アンテナ・ベルトクリップ |
当時最高峰だったMVT-7100は今でも使える名機!
1993年当時、全てが最高峰と呼ばれたワイドバンドレシーバーの名機 《 YUPITERU MVT-7100 》このレシーバーを覚えている方は玄人ですね。
このMVT-7100はエアバンドに関する無線(VHF・UHF・HF短波帯まで)を全てフルカバー、受信性能・スキャンスピード・音声復調回路もトップクラスとまさに航空無線の為に生まれた機種。
当サイトの中の人は、その名機を発売から26年たった今でも現役で使用中。現行機のDJ-X81と共に併用してエアバンドを活用しています。
良い物は長く使える!
まとめ
・DJ-X81は初心者の入門機として全て入り
・IC-R6は2台目のサブ機として高評価・中級者向けの印象。
次回、【エアバンド入門 #4】は付属のアンテナでエアバンドは聞けるのか?についてです。