・週末の那覇空港発着便はほとんど満席という大盛況ぶり。JALカウンターでフライト情報を確認すると、東京行きのトリプルセブンもやはり満席だった。
今日の撮影は、この日航 B777-300の離陸を狙おう。
時折、南風が吹く沖縄はもうすぐ春が訪れる時期に入った。晴れの日と雨の日が交互に訪れてくるともうすぐだ。
ランウェイエンドに移動し、満席のトリプルセブンが離陸するのを待つことにした。エアバンドの周波数をクリアランスに合わせて待機していると、出発承認のリクエストが出た。
プッシュバック5分前だ!
エアバンドの周波数はグランドからタワーへ難なく引き継がれていく。今日は日曜日ということで自衛隊機の訓練もなく混雑していないようだ。
タワーから【Cleared for takeoff !!】指示がでた!間もなく離陸だ。
数十秒後、地響きがするほどの轟音とともに巨体が現れた。
日航のトリプルセブンだ。
B777-300の最大離陸重量は300トン。国内線の場合は燃料が少ないことから満席で貨物満載でも250トン程度だろう。その全重量が翼にかかり空中に浮かぶ飛行機本来の姿が美しい。フルパワーで唸るPW4090のサウンドもまた最高だ。
普段、空席の多い軽重量では見られない本気の離陸、これが見たかった。
その後も満席状態の飛行機の離陸は続いた。
RAC(琉球エアコミューター)のDHC8-Q400CCは沖縄本島から東へ420kmの位置にある北大東島へ。
ANAのドルフィン B737-500は石垣島へと力強く離陸する姿を見せてくれた。
・今日は雲一つない快晴だっだが、翌日はまた雨の予報となっている。こうして春が近づいてくる、明後日はまた晴れ間が広がるだろう。
(記事:管理人)
・撮影場所:沖縄県那覇市鏡水150
・機材:JAL(日本航空)B777-300 JA8945、ANA(全日空)B737-500 JA305K、RAC(琉球エアコミューター)DHC8-Q400CC JA82RC