・今の飛行機撮影は、見た目どおり実機の色を『忠実に再現』することが求められる。デジタル技術の進歩で『綺麗に撮影できて当然』という空気すら感じる。
【色というのはそれだけで人を強烈にひきつける力がある】
これにに対する対義は何か?
それは、色のない世界『モノクロ』で飛行機の魅力を紹介する。
モノクロの魅力は、飛行機の形がシャープに表現できること。色がないことで、見る人それぞれの思い出・感覚で色を補完し独自の世界に浸れる。
・那覇空港の名物的な存在だったB747-400 ジャンボジェット。驚いたことに最近飛行機が好きになったという子供たちは、もうジャンボの存在を知らないという。
政府専用機や貨物機を見ても『二階建ての飛行機』という表現。ジャンボという言葉は出てこなかった(笑)
・時には背景をメイン素材とし、飛行機は補助的に撮影してみる。このような写真は、見る人の心に何かを訴えかけるような気がする。
・雲の滑らかさ、翼の重量感など、モノクロ写真だと鮮明に伝わってくる。カラーではできない芸当だ。
色のない世界『モノクロの飛行機』、このような内容を時々紹介していきたいと思います。
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