BOEING 747 高圧コンプレッサーブレード｜JT9D-7A エンジン

・ボーイング 747クラシックに搭載されていた、Pratt and Whitney JT9D-7A エンジンの高圧圧縮機 2段目～最終の11段目のブレードまで、全10枚をまとめて紹介します。

高圧圧縮機（High Pressure Compressor）は図の紫の箇所で、高圧タービンによって駆動され吸入空気を圧縮する部分です。

※JT9のブレード段の数え方は、マニュアルだとファンが1段目～高圧最終段が15段目と連続したナンバリングとなっています。ここでは、他のエンジンと同じように高圧段のみを数えた 1～11段という表現をしています。

JT9D-7A 高圧圧縮機 ブレード ＃2～＃11

コンプレッサーブレードの詳細

・高圧圧縮機 2段～11段までの各ブレードのサイズや材質などを紹介します。

最大出力時、高圧圧縮機は毎分7,800回転で運転することで、1段目から吸入された空気は最終の11段目通過時には約20気圧・500℃という高温高圧の状態まで圧縮されます。

前段では異物突入に強く軽いチタン合金が使用されているが、圧縮熱により後段ではニッケル基耐熱超合金に材質を変更している。

（高圧1段目の紹介は用意ができ次第追加する予定です。）

※JT9のブレード段の数え方は、マニュアルだとファンが1段目～高圧最終段が15段目と連続したナンバリングとなっています。ここでは、他のエンジンと同じように高圧段のみを数えた 1～11段という表現をしています。

高圧2段目（HPC STG2）

高圧3段目（HPC STG3）

高圧4段目（HPC STG4）

高圧5段目（HPC STG5）

高圧6段目（HPC STG6）

高圧7段目（HPC STG7）

高圧8段目（HPC STG8）

高圧9段目（HPC STG9）

高圧10段目（HPC STG10）

高圧11段目（HPC STG11）

≫B747 JT9D-7Aエンジン 高圧タービンブレード

【航空エンジン発達の歴史】B747のJT9Dエンジンでタービンブレードの形状を比較する