ジェットエンジンのオイル缶 ペン立ては最高にカッコイイ!
飛行機のイベントで頻繁に見かけるジェットエンジンのタービンオイル缶。整備の際に使用した空缶を綺麗に洗ってペン立てに仕上げたという物。
スカイブルーの『Mobil Jet Oil』のデザインがマニア心をくすぐるアイテムで、以前から欲しかったのですがどうすれば貰えるのかよくわからず。
SNSで調べてみると、各地の航空イベントで頂いたという情報が多数あり、タイミングよく航空自衛隊 那覇基地祭が開催されていたので早速行ってみることにしました。
この記事は、ただオイル缶を手に入れるというミッションを遂行するためだけにエアーフェスタへ行ったという変な内容です。
もくじ
【那覇基地 美ら島 エアーフェスタ 2019】
・那覇基地 美ら島 エアーフェスタ 2019は、12月7日(土)と8日(日)の二日間開催されました。
F-15など主要な戦闘機を見学できるだけでなく、滑走路に近い場所がエアーフェスタの会場なので、民間機の離着陸も間近で撮影できる有名なイベントでもあります。
ここ数年は、航空自衛隊だけでなくJTA(日本トランスオーシャン航空)やANA、MRO Japanなど航空機メンテナンス会社のブースや、地元の商工フェアなども同時に開催されています。
JTA(日本トランスオーシャン航空)ブース
・JTA(日本トランスオーシャン航空)はJALグループの翼として、沖縄 那覇をベースに石垣島・宮古島・福岡・関西などの路線を運航しています。機材はボーイング 737-800で12機を運用中。
JTAの会場では、民間機マニアなら嬉しい航空機部品(計器・B737のピトー管)が展示されていました。そして、予想通りオイル缶のペン立てが山のように。
JTAの主力機種 B737-800のエンジンに使用されたであろうスカイブルーの『Mobil Jet Oil Ⅱ』のペン立て。どうすれば手に入るのか?
案内を読んでみると【2,000円以上のお買い上げで一缶プレゼント】ということで、買う予定のなかった1/130 JTA BOEING 737-800の模型を購入しました。
空缶のためだけに4,500円の出費は痛いところですが、念願のジェットエンジンのオイル缶(たぶん737-800 CFM56-7Bで使用)なので大満足。それもJTAが使用という自己満足的な履歴も付いているのでかなり幸せです。
帰ろうかと思ったところ、その向かいにMRO Japanというブース。
何かある!というマニアの勘でMROのブースを見学することに。
MRO Japan ブース
・MRO Japanは2015年6月1日に設立された航空機整備会社。伊丹空港の格納庫でANAグループの機材を中心に整備・塗装などを受託。
2018年11月21日 伊丹格納庫での受託最終号機となったバニラエア(JA07VA)を送り出して沖縄へ移転。
2019年1月29日 那覇空港 格納庫 開所。A320や737-800、DHC8-Q400などの機材を中心に受託整備を行っている。
ブースに入った瞬間、目に飛び込んできたのが緑の缶で有名な『EASTMAN TURBO OIL 2380』のペン立て。整備体験ゲームをしたら無料プレゼントという表示。
案内の方に話を伺うと、レンチを使ってボルト締めのトルクを体感するというミニゲームのようで、一度目は目盛りを見ながら300(in-lbかft-lb忘れましたが)を体感。
『二度目は表示を隠すので手の感覚だけで300にしてください』というゲーム。300に近いトルクを出せばオイル缶が貰えるという内容。
この人ほんとにゲームの説明を理解したのかと私を完全素人扱い。ならば見せましょう職人魂を…というのは半分冗談ですが。
絶対に欲しいアイテム!なので本気で挑戦。
出した数値は『294』ということで、見事オイル缶をゲットできました。
このブースでは、エンジンマニアの管理人に嬉しいファンブレードも展示されていましたが、この時は2つのオイル缶を同時に入手できたことに頭が興奮状態でエンジン型式特定を忘れてしまいました。
たしか、案内の方がCFM56と説明していたと思います。
B737クラシックやA320ceoに搭載されているCFM56エンジンのファンブレード
ANAブース
・ANAブースでは、A380のデカいのと模型販売に専念。うん、いつもどおり。
飛行機ウォッチ(民間機メイン、F-4、F-15、P-3C)
目的のオイル缶が2つも手に入ったのですぐに帰ろうかと思いましたが、せっかくなので飛行機も撮影しました。民間機マニアにとっては、自衛隊機が並ぶ片隅に展示されているANA DHC8-Q400の存在に大興奮。
F-4ファントムが退役するということなので一応目に焼き付けておくことに。
軍用機ファンにとってF-4の退役は、民間機ファンのB747退役の悲しさに近いのでしょうか。たぶんそんな気がします。
グランドレベルで飛行機が見れるのっていいですね。
シャトルバスを待つ間も離陸機の撮影ができました。
中身が入っていると1缶 〇千円!
・スカイブルーが印象的なエクソン・モービルのタービンエンジンオイル【Mobil Jet Oil Ⅱ】は、化学合成油で軍用ミルスペック(MIL-PRF-23699)に承認され、ほとんどの民間・軍用ジェットエンジンに使用可能。
ラインナップは、208L入りドラム缶・18.9Lペール缶・946ml クォート缶が販売されています。
あるサイトでこの946ml入りクォート缶、一缶の値段を調べたら何と4,818円というお値段。(約1リットルがこの値段)
もし仮に、普通乗用車に4リットル入れると約19,000円も必要な凄く高級なオイルということになります。
ジェットオイル缶のペン立てはフリマにも
・このような空缶を再利用したオイル缶ペン立ては、イベント時の非売品かと思っていたら意外にもフリマサイトで見つけました。
今回のようなイベントに直接参加して手に入れる方法、場所やタイミングの関係でネットを利用する方法。どちらも良い方法だと思います。
気になっている方はぜひ手に入れてみてください。きっと素敵なコレクションの一つになると思います。