ベアメタルのモデルプレーンを美しく撮影する方法:屋外で太陽光の力を借りる。
モデルプレーンを室内で撮影していて悩むのが光。思ったようなイメージにならなかったり、LED照明によってホワイトバランスが変になったりと困ってしまう。これがベアメタルの機体になるとなおさら。
実機も空港にいるから輝いているという理論でいくと、モデルプレーンも屋外で撮影した方が良いのでは。実際に試してみました。
American Airlines DC-3 NC21798
Herpa 1/400 American Airlines Douglas DC-3 NC21798
・Herpa 1/400シリーズ ダグラス DC-3の魅力はそのギミック。手のひらサイズで、息を吹きかければ飛んでいきそうなくらい小さい。それほど小さな機体に、米粒程度のプロペラが付いているのですが何と回転します。
屋外で風が吹けばプロペラが回る、息を吹きかけても、ドライヤーでも、扇風機でもとにかくスムーズに引っ掛かりもなく回転します。
メカマニアの管理人にとっては、これだけでもう得した気分です。ちなみに、機体の完成度も勿論ハイクオリティーなので、ミニチュア・モデルプレーンを集めている方にもおすすめです。
Herpa model number 560733
ベアメタルの機体には太陽光が似合う
モデルプレーンを美しく撮影するにはどうすればいいのか?
特にベアメタル機を室内で撮影すると、ホワイトバランスが崩れ青っぽくなったり変な色調になってしまう。ふと、思いついたのが実機同様に外での撮影でした。
しかし、屋外での撮影は実際にどれほど効果があるのか。機体全体の写真と、メタルの質感がわかるくらいまでマクロ撮影した画像を紹介します。
金属の質感
室内の光ではメタルの質感までは表現しにくいが、太陽光なら簡単に質感まで撮影できます。この魅力にはまると、模型の撮影は屋外を中心に行いたくなるほどです。
特にベアメタル機には効果絶大です。
最大の魅力:プロペラ
画面では巨大に見えるプロペラも実際は米粒程度。目視では確認しにくいディテールも、忠実に再現されているプロペラはちょっとした風でも回るギミック付き。
航空資料館
予想以上に綺麗に撮影できるので、ついつい色々な機体を撮影したくなりますが、炎天下での撮影は熱中症に十分ご注意ください。
次回のモデルプレーンはこちらウエスタン・パシフィック航空 737-300