日本ユニバーサル航空(JUST)、1991年に日本航空の子会社としてヤマト運輸・日本通運も資本参加し設立された貨物航空会社。
元 パンナム(N905PA:Clipper Golden Eagle)の中古機としてJALに導入された B747-221F(JA8160)を、JUSTカラーに塗り替えて運航開始。
夜間の発着枠を使って、羽田ー新千歳間の不定期貨物輸送を行っていたが、バブル崩壊の影響もあり1年で運航停止した幻の飛行機。
クジラの特別塗装機といえば1993年に就航したマリンジャンボが有名ですが、クジラを描いたのは「ゆーちゃん」が先でした。
今回は幻の貨物機「1/500 JUST B747-221F JA8160(200機限定モデル)」を紹介します。
JUST B747-221F JA8160
幻のJUSTカラー 747-200F、幻のモデルプレーンメーカーC&C
・C&Cは、DragonやStarJetsなど新しいメーカーが参入しモデルプレーンの人気が高まった2000年頃にふと登場したアジア系のメーカー。
ラインナップは B757やMD-11といったマニア好みの商品をメインに、ANA スヌーピー 747-400Dなども扱っていました。
そんな中で登場したのが、200機限定で販売された「1/500 JUST 747-200F」です。
造形はヘルパの旧金型モデル(2000年以前)に近く、尾翼もプラ製で経年劣化するあたりもそっくりです。一つだけ気になる点は、ランディングギアも少しチープなところ。
機体経歴
・1979年12月新造:パンナム N905PA Clipper Golden Eagle
・1982年10月:日本航空 JA8160
・1991年10月:日本ユニバーサル航空 JA8160
・1992年10月:日本航空 JA8160
・2007年9月:カリッタ航空 N748CK
・2013年12月:保管
【JA8160 関連動画】
※自動取得のためタイトルと関係内容の場合があります。
機体画像:ノーズからテール
機体全体
ノーズ部分
胴体中央(左)
左主翼
垂直尾翼
後方(右)
中央(右)
右側ノーズ
機首(コックピット)
右エンジン(PW JT9D-7Q)
ランディングギアの作りが独特
・C&Cという今ではない幻のメーカー製のモデルプレーン。
普通に集めて楽しむ分にはクオリティーも申し分なく満足できるレベルで、数量も200機とかなり少ないので、中古模型ショップなどで見つけたら買いの一品かもしれません。
造形や品質を重視するなら、ビッグバード(1/400)や JALUX(hogan wings 1/500) から発売されたモデルが一般的に認知度があり、今でも中古市場で流通しているのでこちらがおススメ。