新時代を担う機材から退役迫る機材まで、今の那覇空港はわずか45分で様々な機種が撮影できる。【撮影日 2021年5月 】
昨今の減便の影響で2020年は寂しい雰囲気の那覇空港でしたが、2021年5月の国内線はコロナ禍以前のような混雑ぶりを見せる瞬間があります。
出発便と到着便が重なる時間帯(午前11:00)
ANA B737-800 JA88AN(スポット31番)
プッシュバック開始 ANA B787-8 JA831A(スポット32番)
この日は南風によりRWY18L(離陸)RWY18R(着陸)の運用
11:00の時点で気温は既に28℃、RWY18Rに降りたA350は陽炎でこのような状態
RWY18Lを横断するために待機しているJAL A350、間もなくタキシングを開始するANA B787-8
出発便と到着便が重なる時間帯はこのような感じで撮影できます。
JAL B777-200ER JA709J
まもなくスポット32番にB787が到着予定。搭乗橋も定位置で待機中。
出発機と到着機が交差する時間帯。機材はどちらもB787となった今、これまではB777がその役目だったという雰囲気はない。
スポット32番に入る ANA B787-8 JA815A
赤いウイングレットが重なる瞬間( JAL A350 JA04XJ・JA06XJ)
1枚の画像にB787が2機とA350…この瞬間に新時代の到来を感じました。
キャノピーを開けてタキシングする航空自衛隊の練習機
これまでは普通だった機種が、今では希少機材となりつつある:JAL B767-300ER JA659J
A350を2機同時に撮影できた瞬間。つい最近まで、このような光景はB777-300やB777-200でした…
スポット27番へ向かうJTA B737-800 JA09RK
翼を休めるB767-300ERの姿を見ることさえ新鮮な気持ちになる現在の那覇空港
JAL B777-200 JA773Jの今
国際線ターミナル側で寂しげに翼を休めるJAL B777-200 JA773J(TOKYO 2020 特別塗装機)
2021年2月21日、ユナイテッド航空のB777のエンジン損傷の事案により、B777(PWエンジン機のみ)全機運航停止となった。
その影響もあり、JALは2021年3月末にB777(PWエンジン機のみ)退役を発表。
PW4000系列のエンジンを搭載している全てのB777が運航停止となっていることから、那覇空港に駐機しているJA773Jは飛ぶことができず、現状のまま保管されている。
航空資料館
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