・那覇空港で飛行機の離着陸を撮影する場合、多くの人が瀬長島の小高い丘の上でベストショットを狙っているかと思います。
前々から撮影しながら気になっていたことが一つ。運用開始から約1年が経過した那覇空港の新滑走路(RWY 36L)はどこまで近づいて撮影できるのか。
徒歩で近づける限界距離は?実際に試してみました。
※撮影した時期はB777(PW4000系列)運航停止前のものです。
もくじ
瀬長島といえば丘の上の撮影ポイント
・瀬長島といえば、琉球温泉瀬長島ホテルの近くにある小高い丘の上がベストポイント。
午前中はRWY 36Lへの着陸機、午後はRWY 36Rや18Lの離陸機が順光なので良い感じで撮影できます。
RWY36L 着陸運用時:午前中は順光(瀬長島 丘の上ポイントより)
RWY36R 着陸運用時:午前中は逆光となるが、丘の上ポイントからは迫力ある着陸機の撮影が楽しめる
第2滑走路(RWY36L)徒歩でどこまで近づけるか
丘の上ポイントからRWY36Lの着陸を撮影した場合
・丘の上から海の方へ移動してみます。大潮で干潮の時は、丘の上から直線距離にして約300mほど滑走路に近づくことができます。
遊歩道の階段を降りるとすぐに海岸沿いに出ることができます。
海岸を歩くこと約10分、限界地点まで到着。
※岩の緑の部分は結構滑るので大型の機材をお持ちの方は注意した良さそうです。
この日は12月でしたが、まだまだ暑くて日差しもかなり痛いので要注意です。30分程度の撮影でしたが日焼けしました。
潮が完全に引くと画像左奥の岩の先端まで移動が可能
JAL B777-300 JA8944
スカイマーク B737-800 JA737Y
ジェットスター A320ceo JA12JJ
JTA 737-800
・この場所は、滑走路よりも2~3mくらい下がっているので通常とは違ったアングルで撮影できます。また、滑走路に近づいた分だけ737クラスの機体でも迫力があります。
丘の上での撮影に飽きたら試してみる価値のある場所でした。ただ、接地の瞬間はどうしても隠れてしまうので良いのか悪いのかという意見は分かれるかもしれません。
周囲は風の音だけなので、豪快なエンジン音を楽しみたい場合にもおすすめです。
航空資料館
※実際はこのルートよりも、遊歩道の階段を下りて海に出る方が近いです。
那覇空港から瀬長島へは東京バスTK02が便利