沖縄本土復帰50周年を記念して、当時の「首里バス」を再現した特別な路線バス。
那覇市内を観光するなら、今だけ限定で走る1974年当時のデザインを再現した復刻カラーリングバスに乗車してみては。
復帰前、沖縄の復興と経済成長はバスによって支えられてきました。そのバス会社の一つに、那覇市を拠点に運行していた首里バス(現 那覇バス)があります。
那覇市内線として多くの乗客に親しまれていた「首里バス」は、1974年に那覇交通に吸収合併され現在に至りますが、その路線網の一部は今でも当時のルートと重複する箇所が多く残っている。
最盛期の1951年、沖縄のバス会社は14社もあった。現在は4社のみとなっている。
バス車内には、首里バスに関する案内や当時を振り返る懐かしい資料が掲示されている。
公式サイトの案内によると、「博物館や図書館に残る写真資料やコレクターの翁長良明氏(古美術なるみ堂店主)の協力を得て再現」したとのこと。
乗車方法:系統14番「牧志開南循環線」
期間 | 【2022年7月10日~2023年3月31日(金)】 |
系統 | ・系統14番「牧志開南(マキシ・カイナン)循環線」 |
運行 | ・通常カラーの路線バスと併用で運行 |
運賃 | ・大人(中学生以上):240円 ・小学生 :120円 (那覇市内 一律運賃) |
起点 | ・那覇バス 新川営業所~牧志・開南 循環線 |
運行ルート | ・循環線は、「新川~開南~牧志~新川周り」、「新川~牧志~開南~新川周り」の2系統があります。系統番号はどちらも14番なので注意が必要。 |
備考 | ・通常カラーと併用運行のため、時間帯や便名等は不明。 |
※車両の運行状況によっては、通常カラーが代走になることもあります。
どうしても狙いたい人は
「首里バス復刻号」は通常の路線バスとして投入されているため、運行スケジュールは不明。
また、国際通りなど主要な道路で狙っても同一系統番号で(牧志周りと開南周り)があるため、乗車が難しい場合も多い。
どうしても乗車したいという人は、起点となる「新川営業所」で狙うというのがおススメ。国際通りから系統2番・5番に乗車して約30分の距離にある。
営業所で直接運行状況を聞いてみるか、運が良ければ次便の待機車両としてスタンバイしていることもある。
2023年3月までの期間限定ラッピングバス。沖縄旅行の際はぜひ探して乗車してみるのがおススメ。
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