21冊目の本は、著者:中村寛治 氏の【ジェットエンジンの科学】を紹介します。
飛行機に取り憑かれた中の人が愛読している航空ファンに役立ちそうな飛行機の本を紹介しています。
かなり偏食趣向ですが、よろしければ覗いてみてください。
ジェットエンジンの科学
本の内容は?
元・全日空でB727、B747の航空機関士をしていた著者:中村寛治 氏がジェットエンジンに関する疑問やシステムをカラー図解で分かりやすく解説した本です。
ふつうジェットエンジンの専門書などは数式が多く難しい本になりがちですが、この本はB777など身近な旅客機を題材にエンジンを動かすシステムやコックピットのエンジン計器・運用などを理解しやすく丁寧に説明しています。
なぜ大型ターボファンエンジンは力をだせるのか?
ジェットエンジンはどのような仕組みなのか少しでも疑問に感じたら読むことをおすすめする一冊です。
本の目次
- ジェットエンジンの仕事
- プロペラからジェットエンジンまで
- ジェットエンジンとは
- ジェットエンジンを動かすシステム
- ジェットエンジンの計器
- ジェットエンジンの離陸から着陸まで
どんな人におすすめ?
ジェットエンジンが好き!興味がある!入門用にきっと満足できると思います
外観がシンプルすぎて凄さが伝わりにくい最新の航空エンジン。
軽々と機体を持ち上げて静かに機に追従してくるジェットエンジン、原理はわかっていても言葉で説明できない何か不思議な錯覚『どうやって力がでるの?』
車ならエンジンの回転を上げてタイヤが回れば走り出す、船ならエンジンでスクリューを回す、プロペラ機もなんとなく働いている!と簡単にイメージできる。
しかしジェットエンジンは前面のファンが回っているけで、いまいち凄さが伝わらない。
『能ある鷹は爪を隠す』ように『パワーのあるエンジンは仕組みを隠す』なのかもしれない。
著者のこの言葉が気に入った!
読んだ人の感想
ヒコぐま
中の人は著者:中村寛治さんのファンらしい。本は全て買ったと自慢してたよ(笑)
この本のまとめ
読みやすさ(初心者向き)
(4.0)
メカ的な面白さ
(4.5)
写真・図面の豊富さ
(4.0)
値段
(2.0)
入手性
(2.0)
買うべきか
(4.0)
0
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