ボーイング747-400が初飛行した1988年はどんな時代だったのか!国内でも活躍したB747ジャンボジェット、その最新型-400が空の王者となった1990年代という時代をこの1冊で振り返る。
※1988年4月29日:PW4000エンジンを搭載したボーイング 747-400の1号機が初飛行。
ボーイング747-400 1991年6月 (エアワールド)
本の目次
- カラー写真 BOEING747-400
- 747の歩み
- -400の機体概要
- -400の各型
- 747-400 発注/引渡しリスト
- 要因の訓練
- 2人乗務の考察
- B747-400 ビデオソフト
- SKY Cruiser
- Close Up Dash 400
- 4発停止からの帰還
- シアトル訪問記
- ボーイング旅客史
- 面図 ボーイング747-400
本の内容
・今ではもう見ることができないエアライン各社の旧塗装。
最初の数ページはこのような貴重な写真で始まる。当時、1990年代は『ハイテク』という言葉が流行っていた。B747ジャンボもアナログの計器から、テレビのようなブラウン管を使用したグラスコックピットに改良。今では常識の『ウイングレット』はまさにハイテク機の象徴でもあった。
また、超大型機ジャンボを2人で乗務させるという今では極自然のことが、当時は大問題となっていた。安全性は大丈夫なのか?どのように運航するのか?訓練方法は?
本書も、このような技術的な視点で詳細に説明されていて面白い。古い本なのでなかなか出回っていないが、見つけたら購入して読む価値がある。
きっと、古くて新鮮!という体験ができるはず。
航空資料館
管理人もジャンボマニア。今でも、JALやANAのB747-400を思い出しながら模型で遊んでいます。
この本のまとめ
読みやすさ(初心者向き)
(4.0)
メカ的な面白さ
(4.0)
写真・図面の豊富さ
(4.0)
値段
(2.0)
入手性
(2.0)
買うべきか
(4.0)
1+