・『優美なヴェールの向こうに隠された、旅客機の秘密とは。』元航空技術者が、今だから明かせる驚きのエピソード集。
この本は、旅行記ではなくマニア向けの飛び方についての技術書でもありません。飛行機そのものを楽しめるよう、元航空技術者が語る体験談です。
著者は【元・日本航空の整備本部】で活躍していた技術者。
航空資料館
新聞には載らなかったような体験談を面白おかしく紹介。移動時間の合間や、初心者の方でも読みやすい内容となっています。
【本書の内容】
第一章:機内食
・機内食の豪華さや体験談は様々な雑誌や旅の本で紹介されていますが、機内食を調理する裏側『工場』はどのようになっているのか。また、地上の飲食店とは違う飛行機特有の苦労とは何なのか紹介。
第二章:清潔な客室
・『客室は清潔なのか』飛行機は1~2年ごとに機体自体の重量を測りますが、なぜかその一機だけ150㎏ほど重い。座席やカーペットも全て取り外しマニュアル通りに作業を進めてもなぜか重量オーバー。原因はドラム缶3本分の〇〇〇〇でした。
第三章:機内サービスのお国柄
第四章:不安のない空の旅
第五章:どの座席が安全か
第六章:古い飛行機は危険か
第七章:新しい飛行機は安全か
第八章:事故からの生還
第九章:新機種選定
第十章:超大型ヘリコプター
番外編:事故原因不明
【どんな人におすすめ?】
・一機の飛行機が出発してから到着するまでの間、様々な職種の人たちが安全運航を支えています。その現場がどういったものかを知りたい、将来エンジニアを目指している方などが楽しめる内容となっています。
航空資料館
知らなければよかったと思うか、知ってよかったと思うかはあなた次第。空にまつわる驚きのエピソード集。
この本のまとめ
読みやすさ(初心者向き)
(4.0)
メカ的な面白さ
(3.0)
写真・図面の豊富さ
(1.0)
値段
(3.0)
入手性
(3.0)
買うべきか
(3.0)
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