・JAL(日本航空)のAIRBUS A350-900が、2020年2月1日から羽田ー那覇線にも就航開始。那覇空港で着陸から離陸まで追いかけて撮影しました。
今回の撮影スポットは、『しおさい公園』と『那覇空港』です。
・到着 JL901便(羽田ー那覇 9:10着)
・出発 JL902便(那覇 10:10発ー羽田行き)
※撮影日:2020年2月3日
しおさい公園@08:40
・この日は、北風が吹いており滑走路36(RWY36)で運用。着陸機を撮影するために、那覇空港の滑走路端にある瀬長島近くのしおさい公園で待機。
※しおさい公園は 11:00頃まで順光なので綺麗に撮影できます。
JL901便が最終の着陸態勢に入りました。スリムなフォルムの主翼は遠くからでもA350だと判別できますね
JAL エアバス A350-900 JA02XJ(JL901 羽田発那覇行き)
JALの塗装とマッチしたスマートな顔つきですね、この日はJA02XJでした。
B777とは雰囲気が違い新時代に突入したという印象です
・9:10 無事着陸、スポット23番に到着です。
折り返しは、JAL902便 沖縄ー羽田行き 10:10発なので那覇空港に移動します。ここ、しおさい公園から那覇空港までは車で約15分ほどです。
那覇空港@09:40
・特に交通渋滞もなくスムーズに那覇空港に到着。
早速、3階出発ロビーにある展望デッキ南(JAL側)に行くと、数人の航空ファンの方達が最新鋭A350の姿を一目見ようとスタンバイ中でした。
邪魔にならないよう別の撮影スポットへ移動しました。
JAL A350-900 JA02XJ スポット23番に駐機中
10:10 定刻どおりプッシュバック開始です
右エンジン始動中に一瞬だけ白煙を吐き出しました。
左エンジンも一瞬ですが白煙がでました。
これまで見慣れたB777のPW4074エンジンよりも、一回り大きな印象の大口径のエンジンです。RR Trent XWB-84の重低音スタートに感動しました。
ちなみに、A350のTrent XWB-84とB777-200 PW4084は、同じ推力クラスのエンジンです。
出発15分前に起動したAPU、駐機中の電力・空調・エンジンスタートに必要な動力を供給したAPUは、全てメインエンジンに切り替わったのでそろそろ停止します。
A350-900 APU:ハネウェル『HGT1700』
空力性能に優れた主翼は見ているだけで美しさを感じます。
滑走路36番(北風運用時)へ地上走行中
乗客が少なかったせいかB767-300並みに軽々と離陸
おなじみの嘉手納基地の着陸経路を避けるために左旋回
・今まで羽田ー沖縄線はB747やB777が主力機材でしたが、A350-900の就航は新時代の幕開けのように感じました。これからは、より快適で楽しい空旅になりそうです。
個人的には、20世紀の傑作旅客機 B777 トリプルセブンの迫る引退を後悔しないよう、もう少しトリプルを楽しみたいと思います。
動画:JAL A350の到着から出発まで追いかけ@那覇空港
・今回の【A350を見る飛行機ウォッチ】は動画でも紹介しています。興味のある方は見てみてください。
※再生時に航空機の音がしますので音量にご注意ください。