・ANA 737-700 路線デビュー記念(2005/12/23)で頂いた純金のような重量感のある金盃。使っているうちに細かな傷が目立ち始めたので少し磨いてあげたら大変なことになってしまいました。
みなさんがお持ちの金の盃。
それ純金製?それとも金メッキ?
そんな失敗談と、役に立つ見分け方法について紹介します。
ANA GOLD JET デビュー記念品
画像:ANA 737-700 ポストカード
・現在、ANA(全日空)で活躍中のボーイング 737-700は、A320/A321・B737-500に代わる次期主力機として導入された機体で、先進のコックピットや新型エンジンを搭載し燃費性能が格段に進化。
新世代の旅客機を強烈にアピールする目的で、最初に受領する1号機(JA01AN)・2号機(JA02AN)を通常のトリトンブルーではなくゴールドで特別塗装された『ゴールド・ジェット』として就航。
2005年12月23日、中部~福岡線、中部~宮崎線で路線デビューしました。
その初就航記念として配られたのが、ゴールドジェットにちなんだ『金の盃』…
『シルバージェット盃』
・このような記念品って家宝として大切に保管するか、日用品として普通に使うかに分かれますが、管理人は後者です。
時々、日本酒をチビチビ飲むときに、この金の盃に入れると気分だけでなく味までも柔らかく変化するような。安い酒でも途端に美味しくなる金杯。
日常的に使用していると、徐々に細かな傷がついてきます。あまり気にならなかった傷もだんだん気になりはじめ『磨く』ことに。
そして、事件は起こりました。
・金属磨き剤として管理人が愛してやまない【ピカール】という製品。これを使って軽く磨いてあげるだけで、キーホルダーや工具など様々な傷が気持ちいいくらい落ちる。
細かな傷を落とせただけで満足すればいいものを、欲を出し大きめの傷まで挑戦した結果こんな状態になってしまいました。
【ゴールドの盃】が【シルバーの盃】にダウングレード!
・やってしまったことは仕方ない。失敗をどうリカバリーするか考えた結果、思いきって鏡のようになるまで大胆に磨きました。
純金盃と金メッキ盃のすごく簡単な見分け方
・純金製と金メッキ製の見分け方はとても簡単、ポイントは盃の裏にある刻印です。
純金製の盃
・『造幣局のマーク』や『純金』『1000』という文字が刻印されています。
金メッキ製の盃
・画像のように『24KGP』や24Kの後に文字が記載されています。
・大切な記念品を『ゴールドからシルバーへ華麗に変身!』という大失態をやらかしてしまいましたが、おかげで良い勉強となりました。
頭に強く刻印されたこと・・・何でも安易に『磨くな』です。
みなさんも何かを磨くときは一呼吸おいて確認してから行動することをおすすめします。
そもそも、この金杯の重さは50グラム。
最近の金相場は1グラム 6,500円(2020年6月)、単純に33万円の純金盃を初就航の記念品として無料配布するわけないですよね。