【那覇空港発着】路線バス情報

エアバス A320 型機を空中へ浮かすために頑張る部品たち

高圧タービンブレード

エアバスA320 は、日本全国の様々な空港で見ることができる単通路(ナローボディー)旅客機 

満席時は 180人の乗客を乗せ滑走開始。国内線だと30秒以内にあっけなく離陸してしまう。

そのパワーの源はエンジン。

最大離陸重量 77トンのA320型機の巨体を、11.3トン(2基で 22.6トン)にもなる前向きの推進力により加速させ、数十秒後には時速 260km/hに達し離陸する。

離陸後 20分程度で、機体は高度1万メートルまで駆け上がり対地速度 860km/hで巡航飛行する。

 

離陸直後のA320:穏やかに追従するエンジンだが凄まじいパワーを発生している。

・外から見ると一見シンプルなエンジンだが、その内部は数万点にも及ぶスイス時計並みの高精度なパーツで構成されている。

中でも、推力の要となるのが大小様々な羽根(動翼・静翼)の翼列。前方の大きなファンから、最後方の低圧タービンまでの総数は合計で 1,500枚を超える。

その全てが、1枚たりとも破損することなく正常に動作することで飛行の安全が保障される。

飛行機に搭乗する際によく目にするのが、エンジン前方にあるファンブレード。

 

A320ceoにはIAE V2500シリーズの他に、CFM56シリーズのエンジンが搭載可能。

・ジェットスターの機体にも搭載されている「IAE V2527-A5」エンジンには、22枚のファンブレードがディスクに植え込まれ、直径 1.61 mのファンを構成している。

V2500エンジンのファンブレード 1枚の長さは約 60センチ

このファンが、毎分 5,650回転という猛烈な速さで回ることで推力の80%を生み出している。

 

・ファンから取り入れた空気の約 80%がそのまま排出され、残りの20%がエンジン内部へと入る。

低圧・高圧圧縮機によって圧縮された空気は、燃料のケロシンと混ぜられて燃焼する。

高温・高圧の燃焼ガスは、最初に高圧タービンに吹き付けられることで回転力に変換する。その力が高圧圧縮機の駆動力となる。

高圧軸には他にも発電機や油圧ポンプが接続されおり、機体側の電気・油圧・空気圧の供給源にもなっている。

 

ブレードには自身が融ける温度以上の燃焼ガスが吹き付けられることもあるため、強力な空冷構造が備わっている。

・高圧タービンブレードは手のひらサイズの小さな部品だが、エンジンの性能や燃費・運用コストの決め手となる。

高圧側を通過した燃焼ガスは、前方のファンを駆動するための低圧タービン段にもエネルギーを与えて排出される。

この一連の流れが、どのような悪天候や環境に遭遇しても止まることなく動作し続けている。

 

・このような過酷な環境でも、1万時間(距離にすると約 800万km)を超える運転が可能とされている。もちろん日々のメンテナンスなど保守によって成り立つ話だが、現代のエンジン部品は凄まじい勢いで進化している。

次にA320に乗る際には、ぜひエンジン内部の頑張る部品たちをイメージしながら空の旅を楽しんでみてください。

 

 

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