洋書『Flying the Airbus A380』からの和訳本である本書は、現役エアバスA380のパイロットが実際のオペレーションの様子を出発準備から到着まで時系列的に解説。
エアバスA380を操縦する
目次
- 飛行前
- A380の誕生
- 出発前準備
- エンジン始動と地上走行
- 離陸と上昇
- 巡航
- 降下
- 進入と着陸
内容
全ページカラーでそのフェーズ毎にコックピットの計器表示を解説したり、無線交信の内容もリアルに文書で再現している。
この一冊で本当にキャプテンの後ろに座りフライトを体験しているような気分になる。複雑なコッピットシステムも丁寧な解説で入門者にも優しい。
こんな人におすすめ
パイロットを目指している人。内容が専門的なので、フライトシュミレーターや航空無線ファンも満足できる。
A380型機の出発準備~到着まで、各フェーズ毎にコックピット画面と詳細な解説をしている本は国内ではあまり見かけない。
翻訳本ということで、海外はここまでオープンに語れるのかと衝撃が走った。無線通信の内容も細かく文書でまとめられているのも珍しい。
将来パイロットを目指す方や航空ファンには役に立つ資料となるだろう。
航空資料館
本書は、キャプテンの後ろでフライトの様子を見ているかのような気分になります。
この本のまとめ
読みやすさ(初心者向き)
(4.5)
メカ的な面白さ
(4.5)
写真・図面の豊富さ
(5.0)
値段
(4.0)
入手性
(4.0)
買うべきか
(4.5)
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