16冊目の本は【流れのふしぎー遊んでわかる流体力学のABC】を紹介します。
飛行機に取り憑かれた中の人が愛読している航空ファンに役立ちそうな飛行機の本を紹介しています。
かなり偏食趣向ですが、よろしければ覗いてみてください。
流れのふしぎー遊んでわかる流体力学のABC
本の内容は?
飛行機の本とは直接関係ないが、この本で紹介している流体力学は航空力学とは切っても切れない関係。
空気という流体が翼を通過することによって発生する揚力を実験によって体験しようという章はかなり役に立ちます。
専門的に航空力学を学ぶ場合は、ほとんど数値や計算式ばかりで流体がなにか遠い存在のように感じ嫌になる場合もあります。
しかし、このような入門書の遊びや実験を通して流体を体験することによって、視点を変えて物事に取り組めると思います。
どんな人におすすめ?
『飛行機はなぜ飛ぶの?』と子供に質問されて公式で答えた人
空気力学の勉強や翼の研究を日々毎日繰り返していると、公式と数字ばかりが頭に浮かぶことはありませんか?
『なぜ飛行機は飛ぶの?』と子供から質問されて公式やベルヌーイの定理を言い出したらもう危険信号、頭が固くなっています。
そうなる前に、たまには実験など体を動かして流体で遊んでみましょう。
著者のこの言葉が気に入った!
学生は式を解いて定量的に答えを出すことに専念しがち~~~しかし、流れという現象の本質を捉え、意味を理解することはそれ以上に重要なこと。
読んだ人の感想
ヒコぐま
実験のつもりが予想外に楽しくて遊んでしまった(笑)
この本のまとめ
読みやすさ(初心者向き)
(4.5)
メカ的な面白さ
(2.0)
写真・図面の豊富さ
(3.0)
値段
(4.0)
入手性
(4.0)
買うべきか
(4.0)
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