パイロット人生 21,000 時間、一人の乗客・乗員に怪我をさせることはなく、機材損傷もないという真のプロフェッショナルパイロットがここにいる。
ジャンボと飛んだ空の半世紀
目次
- 航空界を飛躍させた技術革新
- ジャンボジェットを操縦する
- 緊急事態
- あり得ないフライト
- プロフェッショナルフライト
- 思えば楽しい国際線の生活
- 明るい航空界の未来にむけて
本の内容
元・日本航空(JAL)のパイロットである著者。
総飛行時間:2万1000時間。その内、ボーイング747での乗務時間は1万4051時間という世界記録を持つ。
ボーイング社からも世界一と認められ、B747ジャンボの生みの親であるジョー・サッター氏からも表彰を受けている。
その著者の半世紀にもわたるパイロット人生での体験談や危機管理の方法を紹介している。
こんな人におすすめ
真のプロフェッショナルを目指したい人
真のプロフェショナルは、日々の業務を安全・的確に行い、気付けば〇〇記録を更新していたという感じで全く気にしていない。
人間にミスはつきもの。しかしそれをどう未然に防ぎ・スピーディーで安全に業務を遂行できるか?少しのミスが大勢の命にかかわるパイロットはどのように考え行動しているのか。
他の業種でも十分通用し使える技が体験談とともに散りばめられています。
著者の言葉
ある習慣を心掛けてきた~~~コックピットの窓から搭乗される乗客の一人ひとりの顔を目に焼きつけること~~~
(たとえば、到着地が視界不良・気象の急変など、規定では問題ないけれどなんとなく変という時に、乗客の顔を思い出せば躊躇なく着陸をやり直し冷静に判断する。安全サイドへ考えを向けることができるという内容)
航空資料館
プロ意識を持てという上司ほど、プロの意味がわかってない場合も…この本から学んでほしいと思う…
この本のまとめ
読みやすさ(初心者向き)
(4.5)
メカ的な面白さ
(3.0)
写真・図面の豊富さ
(2.0)
値段
(4.0)
入手性
(4.0)
買うべきか
(4.0)
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