31冊目の本は、著者:坂井優基 氏の【ジャンボ機長の状況判断術(失敗しない決断と行動)】を紹介します。
飛行機に取り憑かれた中の人が愛読している航空ファンに役立ちそうな飛行機の本を紹介しています。
かなり偏食趣向ですが、よろしければ覗いてみてください。
ジャンボ機長の状況判断術
本の内容は?
パイロットの世界はたった一つのミスが大惨事につながる場合があります。
また機械の故障やいかなるトラブルが発生した場合でも限られた時間内に、それも音速手前で飛行しているという状況の中で適切な判断をする必要がある世界。
どんな状況でも失敗を限りなくゼロに近づけるための方法やアイディアをつねに世界中のパイロット達が編み出している。
そんな貴重なアイディアが各章に散りばめられている。
本の目次
- 勝つことより負けないこと
- 状況判断
- 決断
- 行動
- 新たな道は必ず開ける
どんな人におすすめ?
航空関係者が常に意識しているミスを防ぐ方法を知りたい人
たった一つのミスや小さな失敗が鎖のように連鎖して大惨事を招く危険性が高い航空の世界。
これはどんな職場にも当てはまる話でわずかなミスが大損害や命にかかわる場合もあります。
ただ航空関係が少し特殊なのは、どんな小さなミスや事故でも徹底的に分析・原因を探し出して再発を防ぐ努力が桁違いに高いということ。
そして、そのような環境で生まれた改善策やアイディアは他の職種でも使えることが多々あります。
それらをうまく取り入れている会社ほど成長しているように感じます。
著者のこの言葉が気に入った!
ビジネスマンとして重要なのは『勝つ』ことよりもまず『生き残る』こと
読んだ人の感想
ヒコぐま
中の人は何でも指差し確認するクセが染み付いている。この前はエレベーターでも階数ボタンを押して指差し確認し周囲が苦笑していた(笑)
この本のまとめ
読みやすさ(初心者向き)
(4.0)
メカ的な面白さ
(3.0)
写真・図面の豊富さ
(2.0)
値段
(3.0)
入手性
(3.0)
買うべきか
(4.0)
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