航空機には様々な材料が使用されています。アルミ合金をメインにチタン合金から特殊鋼、カーボン素材(CFRP)と呼ばれる複合材料まで適材適所。
航空機の素材は軽さが重要。しかし、安全性や耐久性が基準に満たなければ使うことが許されない。『鉄の塊が空を飛ぶ』という表現は、現代ではありえない言葉です。
航空機工学講座4 航空機材料
目次
- 力学および材料力学の基礎
- 材料の強さと結晶組織
- 金属材料
- 非金属材料
- 複合材料
本の内容
一等航空整備士試験の参考書としても使われる本書ですが、これから整備士を目指す人・航空ファンが読んでも大変参考になる本です。
飛行機はアルミ合金だけでできているのか?答えは否。必要な場所にはチタン合金や特殊鋼、機体の一部には複合材も使用している。
チタン製のネジやボルトの使用も一部の箇所では使われている。
ジェットエンジン内はさらに複雑。温度が低いコールドセクションはチタン合金がメイン、ホットセクションではニッケル基耐熱合金といった感じ。
航空機には、様々な材料が使われている。
航空資料館
アルミ合金2024の成分は?耐熱合金X-40の特徴は?急に気になったとき、この本が辞書代わりになるので結構便利です。
この本のまとめ
読みやすさ(初心者向き)
(3.0)
メカ的な面白さ
(2.0)
写真・図面の豊富さ
(2.0)
値段
(3.0)
入手性
(4.0)
買うべきか
(3.0)
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