『AIRLINER TECH L-1011』は、航空機のマニュアルから抜粋された図面・性能表や、メカのクローズアップ写真などが数多く掲載されているマニアックな本。
今では資料を探すことすら難しくなった 3発エンジンのトライスターL-1011。その開発から組立て・テストフライトの様子、メカニカルな情報が満載。
AIRLINER TECH SERIES : L-1011 TriStar
本の目次
- Birth of the TriStar
- L-1011 Features
- Tests & Certification
- Airline Operations
- TriStar in color
- Aerial Hot Rod L-1011-500 & Advanced TriStar
- TriStar derivatives
- Current Operators
本の内容
かつて日本でも、垂直尾翼にエンジンが串刺しになっている旅客機が国内線を中心に就航していました。
ANAはL1011(トライスター)、JALはDC-10型機をそれぞれ運航。
『AIRLINER TECH』シリーズは、航空機のマニュアルから抜粋された図面や性能表、普段目にすることができないメカのクローズアップ写真などを多く紹介しています。
今では資料を探すことすら難しくなってきた3発エンジンのトライスターL-1011、その開発から組立て・テストフライトなど当時の貴重な写真が満載。
もちろん、メカ(電気・エンジン・油圧・ギアなどの説明)、コックピット計器などについても解説している。
ほとんどのページがモノクロ、ページ数は104と少ないのが残念なポイントですが、数少ないロッキード L-1011 トライスターについて知ることができる希少な本となっています。
内容の一部を抜粋
トライスターの原動力であるロールスロイス RB211エンジン。離陸時に、33枚の大型ファンが最大回転数に達すると、ファンの先端速度は 1500ft/s(450m/s)まで達する。この数値は、マッハにするとM1.3!
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