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【飛行機の本 #53】セントレア『フライト・オブ・ドリームズ』に行く前におすすめの本

ボーイング B787に搭載されているRR Trent 1000エンジン。直径2.85mの大型ファンは離陸時、1秒間に1,212kgの空気を吸込む。ファンブレードの枚数は20枚、ブレード根元には1枚あたり100トンの遠心力が作用している。

『B787の補助動力装置 APUには、1,100馬力の軸出力を発生するガスタービンエンジン(APS5000)が搭載されている。この軸出力で容量225kVAの発電機を2台駆動している』

中部セントレア『フライト・オブ・ドリームズ』に展示されているB787 初号機(ZA001)の組立て・初フライト・試験飛行でのトラブルなども紹介されています。

 

53冊目の本は、ZENITH PRESS 出版の【BOEING 787 DREAMLINER】を紹介します。

 

飛行機に取り憑かれた中の人が愛読している航空ファンに役立ちそうな飛行機の本を紹介しています。

 

航空メカニズムに関する書籍が多いのですが、よろしければ覗いてみてください。

BOEING 787 DREAMLINER

本の内容は?

当初、『ソニッククルーザー』という名で開発が進められていた現在のB787。遷音速(M0.95)という現状の旅客機より若干速度の早い飛行機として開発が進められていた。

しかし、9.11によりエアライン各社は速さよりも高効率で低燃費・コストのかからない旅客機を求めていた。そこでボーイングは効率を重視したB7E7(B787)の開発に変更。

著者の『GUY NORRIS and MARK WAGNER』は航空写真家として世界的に有名。彼らの書籍は、通常なら制限されるボーイング工場内の写真も豊富に紹介すると同時に、航空機のシステムについても詳しく解説することから世界中に熱狂的なファンが大勢いる。

美しい写真集としても楽しめ、B787のシステムについても深く知ることができる技術書でもある。そんな内容となっています。

『カーボン複合材(CFRP)』『フライバイワイヤ操縦装置』『ブレーキバイワイヤー』『大電力システム』、APUのテスト風景、ペイント前の胴体、翼の構造写真、Trent1000・GEnxエンジンなど、国内の書籍ではあまり詳しく紹介されていない視点で解説しているのが面白い。

各ページにある備考が、全く補足説明ではなく冒頭で紹介したマニアックな雑学になっているのに衝撃を受けた。

ボーイング787に少しでも興味があれば十分楽しめる内容となっています。

 

飛行機が好きなら十分楽しめる!
・洋書なので英語嫌いや苦手という方も多いはず。しかし、豊富な写真と難しい英単語はあまり使われていないので、英語が苦手という方にも十分楽しめる内容となっています。不安な方は、まず立ち読みがおすすめ!

本の目次

  1. Bringing back the magic
  2. Super efficient
  3. Dreamtime
  4. Golf,Missiles and Dreamliner
  5. System advantage
  6. Power packs
  7. Dreamlifter
  8. Testing times
  9. Devil in the details
  10. Taking Flight
  11. Specifications and Milestones

どんな人におすすめ?

B787ドリームライナーの開発史、技術的特長・システムなどに興味がある人。これからフライト・オブ・ドリームズに行く人。

 

著者のこの言葉が気に入った!

 

読んだ人の感想

ヒコぐま

フライトオブドリームズに行く前にこの本を読むと、展示されているB787初号機(ZA001)と感動的な出会いができるかも!

 

この本のまとめ
読みやすさ(初心者向き)
(5.0)
メカ的な面白さ
(5.0)
写真・図面の豊富さ
(4.0)
値段
(3.0)
入手性
(3.0)
買うべきか
(5.0)

0

1 COMMENT

JA801A

APUの解説を大変興味深く読ませていただきました。さて、本題なのですが他の航空機のAPUについてはどうなのか気になりました。まとめ記事などがあるといいです。

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