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【セーフティーワイヤー】絶対に緩んではいけない箇所に使う飛行機のネジ締め方法

・絶対に緩んではいけない箇所に使う飛行機のネジ締め方法。どれかが緩むと隣が締まるというセーフティーワイヤー。

その見事な職人技を見せていただいたので紹介します。

緩むことは許されない

・ボルトやネジというのは、一見強く締めて完璧に見えても長期的な振動で徐々に緩むことがあります。

特に、フラップやエルロンなどの操縦翼面やエンジン・ランディングギアなどで使用するボルト類には常に振動が加わっています。(※この他にも振動は様々な部分で発生します。)

そのわずかな緩みが、部品の脱落や装置の損傷を招き安全を脅かすことになります。

これは車やバイク・船・様々な機械装置にも当てはまることですが、空中で締めなおすことができない航空機の世界では絶対に許されません。

セーフティー・ワイヤー

・ボルト(ネジ)の緩み止めには様々は方法が開発され利用されていますが、その中でも最もシンプルで確実な手法が、画像のようなワイヤーで結ぶという固定方法です。

緩み止めの原理

・この手法の緩み止めの原理を説明します。

例えば、どれか一つのボルト(ネジ)が緩む方向に回ろうとすると、ワイヤーで結ばれた隣のボルトが逆の締まる方向に引っ張られるというものです。

目に見えるほど緩むということではなく、一方が反時計側に回ろうとする力がワイヤーを伝わり、もう片方を時計回りに回転させる力が発生することで緩みを防止しています。

この作業は、航空整備士が最初に覚える基本作業の一つにもなっています。

 

・一見、単純でシンプルな作業ですが、ワイヤーの張り方や捩じり方に個人差が出やすく、初心者と職人級のベテランとでは腕の差が顕著にでるそうです。

特にこのような狭い隙間で専用工具が使えない場所では、手作業でワイヤリングする必要があるそうです。

今回は、そんな職人技を見せていただきました。

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