飛行機はなぜ落ちるのか?その事故原因を、5つの項目 天候・構造・エンジン・人為的ミス・自動化に分類。実際に起きた事故実例を元に解説。
飛行機はなぜ落ちるか
目次
- 自然の猛威ー天候
- 壊れる機体ー構造
- 失われた動力ーエンジン
- 過ちは人の常ー人為ミス
- 機械と人間ー自動化
- 社会と航空ー経営
本の内容
最近の航空事故は減少傾向にある。しかし、それはすべて過去の航空事故を徹底的に分析し改善しているからで、その裏には犠牲者がいたということを忘れてはいけない。
航空関係者や航空にかかわる人達が過去の事例を調べなおすきっかけになる本です。
こんな人におすすめ
これから航空関係に携わる人
現代の航空機は、安全に飛んであたりまえという時代。しかし、その裏には過去の悲惨な事故を徹底的に分析し、日々改善するという努力がある。
航空機という機械は安全になっても、人為的ミス(ヒューマンエラー)は携わっている人の心の持ちようで、安全サイドから瞬間的に危険サイドに入る恐れもある。
過去の事例を分析することで、『なぜ?』それは起きたのか!を知り、安全サイドの領域を広げるキッカケとなる一冊。
著者の言葉
凍りついた翼が墜落を呼ぶことはわかった。では、それで事故はなくなったか?
航空資料館
ヒヤリとしたことが何度も連続で重なると、それはいつか事故に繋がるかもしれない。そのチェーンを切れるのは、様々な知識を身につけることかもしれない。
この本のまとめ
読みやすさ(初心者向き)
(4.0)
メカ的な面白さ
(3.0)
写真・図面の豊富さ
(3.0)
値段
(4.0)
入手性
(4.0)
買うべきか
(4.0)
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