【航空ジャンク②】部品にもジャンルがある!何を収集する?

航空ジャンク部品の世界にも様々なジャンルがある。何を対象とし収集するのかを決めていないとジャンク市では唖然となるだろう。

そのジャンルとは、大きく分けて5つ【コックピット・客室・機体部品・エンジン・小物類】に分類されている。

今回は、ジャンル別にどのような世界なのかについて紹介します。全てのジャンルを対象にするもよし、一つのジャンルを極めるという道もあります。

ちなみに、このサイトは全体的にエンジン成分が多めとなっています。

①:コックピットの計器や装置

・コックピットの計器やスイッチ類は、ジャンク界の王者と呼ばれるほど人気の高い品となっています。

特に、計器3種の神器と呼ばれる 姿勢儀(ATTITDE INDICATOR)・速度計(SPEED INDICATOR)・高度計(ALTIMETER)は、競争率の高い部品となっています。

他にも、航空時計も『触れて楽しみ・飾って眺め・日常的に使用できる』という使えるジャンクとして人気が高い。

 

Boeing 767 VSI

・次に人気が高いのが、スイッチパネルと呼ばれる各種システムの操作パネル。

通常では絶対に触る事のできないスイッチやダイヤルを『カチッカチッ』と動かすことができるので、パイロット気分でコックピットの雰囲気が楽しめるジャンクとして程度の良い品からすぐに売切れる。

このような計器やスイッチパネルを実際に動作させフライトシミュレーターを楽しんでいる方も多く、一式揃ったフルコンプリート品を購入する豪快なマニアさんもいる。

 

B747-400 Transponder Panel

②:客室(ミールカートからシート・食器類まで)

・乗客として一番身近でお世話になる客室内の部品は、フライトを追体験できる・思い出の機種がよみがえる・実用性があるといことで人気が高い。

エアラインのロゴ入りナイフやフォーク・食器類が¥300程度~と安く、家庭で使える実用品として人気が高い。

また、近年人気なのが機内で提供する飲み物や食事を収納するミールカートと呼ばれる物。頑丈で実用性に耐えることから、家庭の食器入れとしたり工具箱として活用されている。

このジャンルの中でマニア垂涎憧れの最高峰と呼ばれるのがシート 。

普通席から旧ビジネスクラスまで様々な種類がある。値段も最高峰だが、日本の住宅事情によりなかなか置き場所がないと諦める人も多い。いつかは手に入れたいジャンクとして憧れの的となっている。

 

③:機体部品(窓やアンテナ・ピトー管まで)

・これは主に機外に搭載されている飛行機の部品。

旅客機は常に過酷な環境に晒されながら日々何度もフライトしている。灼熱の地から極寒の地まで、時には嵐や乱気流の中を飛行しながら何万時間も安全飛行を支えた航空機部品。

そこにロマンを感じ収集しているファンも多い。

Boeing 777-200 窓(初期タイプ)

MD-90 ピトー管

④:エンジン部品

・凄まじいパワーを生み出し、ジェット機を豪快に離陸させるジェットエンジン。飛行機の心臓部であるエンジンの部品は、滅多に触ることも手にすることもできない動力系のパーツとして人気が高い。

使用される金属もまた特殊な材料ばかり。通常使用では錆びないという響きだけで人を魅了する力がある。金属フェチの人にも好まれているそうだ。

エンジン内部で使用されているチタン合金や超合金と呼ばれるニッケル基耐熱合金などは、常温の状態では錆とは皆無に等しく、人間の寿命以上に形状を保てるという特殊な材料ばかり。

その中でも最高峰とされるマニア垂涎の品が、エンジン前面にある大型のファンブレード。推進力の7割~8割を生み出すファンは、まさにエンジンの顔となる象徴的部分である。

手前:CFM56-3 奥:JT9D-7A

・その他にも手のひらサイズから親指ほどの小さなコンプレッサーブレードもキーホルダーにちょうどよく人気が高い。

JT9D-7 HPC STG13

・また、エンジンの性能を左右する重要な部品、タービンブレードと呼ばれるを超合金製の部品を専門に収集するコアなマニアさんもいる。

ニッケル基耐熱合金の錆びにくい(ほぼ錆びない)という特殊な性質は、メッキ不要で鏡面状態を長期間維持できることからアクセサリーやオブジェとして加工される場合もある。

747-400 CF6-80C2 HPT STG1

⑤:エアライングッツが好き!小物類の収集

・機内限定で貰えるエアライン ポストカードやイベント限定のオリジナルステッカーなども人気が高い。特に退役した機体や、エアラインの旧ロゴ時代の物は大変希少で入手困難なレアアイテムとなっている。

他にもビジネスやファーストクラスのアメニティーグッツから、機内誌・ヘッドレストカバー・紙コップなどありとあらゆるエアラインロゴ入りグッツを収集しているファンも多い。

番外編:空港関係のジャンク(空港~滑走路)

・今はLED表示化されてしまった空港の出発・到着の案内板。

昔は『パタパタ』と機械的に表示していたあの装置を専門に集めている人や、他にも滑走路の誘導灯や案内板など空港に関連するグッツを対象としている人達もいる。

 

まとめ:誰も見向きもしない物を探してみる

・このように、航空ジャンクという趣味も細かく分類され、その一つ一つにそれを専門としているコアなマニアさんが必ずいる。

もし、収集の対象が同じなら先輩マニアさんのサイトを参考にするのも勉強になるだろう。

また、この分類された以外の物に新しい価値を見出して、自分でジャンルを開拓するのもおすすめです。誰も見向きもしないアイテムを先に収集した人こそ第一人者かもしれません。

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