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【飛行機の本 #64】墜落 第1巻 驚愕の真実|加藤 寛一郎

なぜ、飛行機は繰り返し墜ちるのか!

50年間に起きた航空機事故を徹底分析。難解な事故報告書を一般の方でも理解しやすいよう著者:加藤 寛一郎 氏が丁寧に解説。

全10巻で構成されている『墜落シリーズ』、航空機事故を10種類のジャンルに分類。1巻につき4つの事故事例について概要と原因を説明。著者自身からの論評はあえて控えたとのこと。

航空機事故の研究している方の入門書としておすすめです。

 

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墜落:第1巻 驚愕の真実

序章:航空機事故の趨勢と分類

・この本は、全10巻で構成されている。事故のジャンルについては下記のように分類されている。

  1. 予想を超える原因
  2. 新しいシステム
  3. 機体異常
  4. 火災と爆破
  5. エンジン
  6. 風と雨
  7. 衝突と分類
  8. 離陸
  9. 着陸
  10. 人間のミス

・序章では、なぜこのように分類したのか?過去50年(1950~2000年)の航空機事故についてなどを解説。

第一章:酔っぱらい運転

・1977年1月13日、日本航空のDC-8-62F(JA8054)が、アラスカ アンカレッジ空港で離陸に失敗。原因は機長の酒酔い運転という驚愕の事実だった。

第二章:操縦中の夫が病死

・1984年9月4日、小型プロペラ機 パイパー・チェロキーがアメリカ フロリダ州 フォート・ローダデールへ向かって飛行中、パイロットが心臓発作で死亡した。

同乗者は、死亡した夫の妻と乗客一名。操縦経験のない妻は、教官経験の資格を持つ管制官の指示で見事機体を着陸させた。

第三章:迷走30分、御巣鷹山に墜落

・1985年8月12日、乗員乗客524名を乗せた日本航空123便、ボーイング747SR-100が群馬県御巣鷹山に墜落。

事故報告書では、事故の7年前に起きた尻もち事故による後部圧力隔壁の破損を修理したボーイング社のミスと結論付けた。

第四章:制御不能機、奇跡の着陸

・1989年7月19日、ユナイテッド航空 DC-10-10型機がコロラド州デンバーのステープルトン空港を離陸。シカゴへ向かって巡行中、垂直尾翼にある第2エンジンが突然爆発。

垂直尾翼を破壊されたDC-10は3系統の油圧を全て喪失。制御不能となった機体を、左右のエンジンの推力差だけで奇跡的に着陸させた。

原因は、CF6エンジンのファンディスクの破断だったが、なぜ疲労亀裂は見逃されたのか?

どんな人におすすめ?

・この本は、事故事例を報告書に基づき紹介した内容です。概要や事故原因、管制官との無線交信、ボイスレコーダーの内容を時系列に紹介。

著者は自身の論評をあえて控え、一般の方が理解しやすい容易な文章(図)で事実を淡々と解説しています。理解しやすいようたとを加えています。

論評を期待している方にはあまり向きません。

読んだ人の感想

ヒコぐま

このような航空事故研究の入門書は少ない。まずは基礎を理解し予備知識を身につけてから事故報告書を読むのが近道かも。

 

この本のまとめ
読みやすさ(初心者向き)
(4.0)
メカ的な面白さ
(3.0)
写真・図面の豊富さ
(3.0)
値段
(4.0)
入手性
(4.0)
買うべきか
(4.0)

 

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