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ボーイング737MAX8とB737-800の操縦方法は違うのか?【動画で比較】

わずか5ヶ月という短期間の間に2度の墜落事故を起こしたボーイング737MAX8、事故原因はまだ特定されていませんが、原因究明の鍵となるMCAS(操縦特性増強システム)が議論の中心となっています。

737MAX8のベースとなっているB737-800(NGシリーズ)は、国内でも多くのエアラインで採用されています。

安全な飛行機として定評のある従来のB737-800とは何が違うのか?

この記事では、737MAX8とB737-800の操縦方法の違いを比較できるよう、同じ角度から撮影されたコックピットの着陸動画を紹介します。

737MAX8の墜落事故

・2019年3月10日 エチオピア航空 ET302便(登録番号:ET-AVJ)

・2018年10月29日 ライオンエア JT610便 (登録番号:PK-LQP)

737MAX8のコックピット動画(着陸)

B737-800のコックピット動画(着陸)

737MAX8はピッチの安定性が弱いのか?

・動画で両機種を比較して感じたことは、着陸直前(00:10:30頃)の737MAX8は頻繁に操縦桿(操縦輪)を前後に操作していること。

着陸条件や天候・様々な条件が違う2つの動画を比較することは土俵が違うかもしれませんが、素人目にも737MAX8の上下の動き(ピッチ特性)は不安定という印象は明らかでした。

Boeing Company, N720IS, Boeing 737-7 MAX (30416417438)

画像出典:Anna Zvereva from Tallinn, Estonia [CC BY-SA 2.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.0)]

※2019年3月12日、ボーイングは737MAXのフライトコントロール・ソフトウェアーを数週間以内にアップデートすると発表があった。

まとめ

・B737シリーズは、-100の登場から50年という長い歴史のある旅客機。NGシリーズと呼ばれるB737-800は、安全性と経済性に定評があり国内でも多くのエアラインで採用されています。

その最新型の737MAX8で起きた2件の痛ましい航空機墜落事故。早期の原因究明と安全対策を願うばかりです。

 

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